テニスの全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）は２８日、女子シングルス１回戦が行われ、第８シードで世界ランク８位のＭ・サッカリ（ギリシャ）は同７１位のＲ・マサロヴァ（スペイン）に4-6, 4-6のストレートで敗れ、２０１６年以来７年ぶり３度目の初戦敗退を喫した。この試合中、チェンジコートの際にサッカリは主審へ大麻（マリファナ）の香りがすると伝えていた。

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全米オープンの開幕日となった現地２９日に、１７番コートで行われたサッカリとマサロヴァの１回戦。試合はサッカリが１度もブレークポイントを握れないままストレートで力尽きた。

話題となっているのはコートチェンジの際、サッカリが主審に対しマリファナの匂いがする、と伝えたシーンで、その際サッカリは１７番コートの真裏にある公園（全米オープンとは関係のない土地）から香ってくるのではないかと指摘した。

試合後の会見でサッカリは「あれは大麻だと思うけど、私自身はあの匂いに影響を受けるとかはなかった。あくまで聞かれた上でのコメントだから、試合には関係ない。昨日の練習でも嗅いだけどそれも関係ないわ。私たちにはあれをコントロールすることはできない。裏にある公園からだろうし、人々はやりたいことを制限なくできる。それについて考えずに試合に勝つことだけを考えるものよ。それについてはあまり注意を払わなかったわ」とコメントしている。

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