テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は29日、男子シングルス予選決勝が行われ、世界ランク162位の
島袋将が同179位の
D・クドラ(アメリカ)を6-4, 6-4, 6-4のストレートで破り、グランドスラム初挑戦で本戦出場を果たした。
>>ダニエル 太郎 WB予選決勝の1ポイント速報<<>>綿貫 陽介 WB予選決勝の1ポイント速報<<3試合に勝利すれば本戦への出場権が手に入るこの予選。予選1回戦・2回戦と3セットマッチで行われたが、予選決勝のみ5セットマッチで行われる。
25歳の島袋は今シーズン、1月のバンコク・オープン3(タイ/ノンタブリー、ハード、ATPチャレンジャー)でチャレンジャー大会初優勝を果たすと、先月のKIA チュニス・オープン(チュニジア/チュニス、レッドクレー、ATPチャレンジャー)でも優勝。
芝シーズンではチャレンジャー大会で2週連続の8強入り。好調を維持して初の四大大会となるウィンブルドンの予選に臨んだ。今大会、1回戦で第12シードのF・ディアス アコスタ(アルゼンチン)、2回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク543位のT・サミュエル(イギリス)を下し予選決勝進出を決めた。
この日の第1セット、島袋はファーストサービスが入ったときに92パーセントの高い確率でポイントを獲得し1度もブレークチャンスを与えず。リターンゲームでは第7ゲームでブレークに成功し先行する。
続く第2セット、開始から互いにサービスキープが続くも終盤となる第9ゲームで1度のブレークチャンスをものにした島袋がセットカウント2-0と勝利に王手をかける。
第3セット、11本のウイナーを決めた島袋は14度のアンフォーストエラーを犯すなどミスが目立ったクドラから2度のブレークに成功。サービスゲームでは1度もブレークポイントを握られず、1時間51分で勝利した。
また、同日の日本勢男子では島袋の他に
ダニエル太郎、
綿貫陽介、
望月慎太郎が、女子では
日比野菜緒が登場し予選決勝を戦う。
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