テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は26日に男子シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク162位の
島袋将が予選第12シードF・ディアス アコスタ(アルゼンチン)を6-7 (5-7), 6-3, 6-4の逆転で破り、初戦突破を果たすとともに、四大大会予選初挑戦での初白星を挙げた。
25歳の島袋は今シーズン、1月のバンコク・オープン3(タイ/ノンタブリー、ハード、ATPチャレンジャー)でチャレンジャー大会初優勝を果たすと、先月のKIA チュニス・オープン(チュニジア/チュニス、レッドクレー、ATPチャレンジャー)でも優勝。
芝シーズンに入ると、ロスシー・オープン(イギリス/ノッティンガム、芝、チャレンジャー)とイルクリー・トロフィー(イギリス/イルクリー、芝、ATPチャレンジャー)で2週間連続の8強入り。イルクリー・トロフィーの準々決勝では膝に違和感を覚え大事をとり試合途中で棄権したものの、好調を維持して初の四大大会となるウィンブルドンの予選に臨んでいる。
迎えた予選1回戦、第1セットで島袋は相手にブレークポイントを与えないプレーを見せたが、リターンゲームで2度のブレークポイントを逃し、タイブレークでこのセットを奪われる。
それでも、第2・第3セットでサービスの質を落とすことのなかった島袋は結局この試合、一度も相手にブレークポイントを与えず、終わってみればファーストサービス時のポイント獲得率で88パーセントを記録。逆転で四大大会予選初白星を飾った。
勝利した島袋は予選2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク543位のT・サミュエル(イギリス)と対戦する。サミュエルは予選1回戦で同291位のA・ベリアー(スイス)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日の予選1回戦では
ダニエル太郎、
綿貫陽介、
内田海智、
野口莉央ら日本勢が初戦突破を果たしている。
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