男子テニスのテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は21日、元世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)を祝う「Roger Federer Day」を開催。同大会で10度の優勝経験があるフェデラーが帰還し、功績を称える特別セレモニーが行われた。
>>【動画】10度V誇るフェデラー 歓声に包まれて登場<<昨年9月に開催されたレーバーカップ(イギリス/ロンドン、室内ハード)をもって、現役生活に終止符を打った41歳のフェデラー。テラ・ウォルトマンオープン初出場は2000年であり、2003年に初優勝を飾ると2019年までの間で10度のタイトルを掲げている。
大きな歓声に包まれて登場したフェデラーは「(引退してから)大会に戻るのは初めてなので、いい意味で少し不思議な気分だよ。1度引退したら、戻ってくるにはきちんとした目的が必要だといつも感じている。だからこそ、ここハレで大会30周年を祝うことができてうれしい」とコメント。
「ハレとは、ずっと昔からの付き合いだよ。最初にここに来た時のはいつだったかな。確か22歳のときでそこから18年間プレーした。素晴らしい時間だったし、もちろんここでの成功も大きかった」
現役生活から退いたフェデラーだが、それ以降もテニスはプレーしていないことを明かした。
「まだコートを予約したこともないし、友人に“テニスをしよう”とも言っていない。まだそうなってはいないけど、僕は子供たちとよくプレーしているから、少しでも子供たちを助けようとコーチになろうと努力しているんだ。でも、簡単なことではないよ」
「この先、体が治って万全になったら、またエキシビションに出られるといいね。だけど当面は試合から離れているのが本当に幸せなんだ」
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