男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は2日にシングルス4回戦が行われ、第1シードの
C・アルカラス(スペイン)が第13シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を6-1, 6-2のストレートで破り、ベスト8進出を果たした。
>>アルカラス、チチパスらマドリッドOP組合せ<<今大会、世界ランク2位のアルカラスは2回戦で同41位の
E・ルースブオリ(フィンランド)を逆転で下すと、3回戦は第26シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)をストレートで破った。
両者は5度目の対戦で、ズベレフの3勝1敗。昨年の同大会決勝でも対戦しており、そのときはアルカラスが6-3, 6-1で快勝し優勝を飾った。一方でその約3週間後に行われた全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の準々決勝では、ズベレフが6-4, 6-4, 4-6, 7-6 (9-7)で勝利しており、この試合以来の対戦となる。
この試合の第1セット、第2ゲームでズベレフが2本のダブルフォルトを犯しアルカラスがブレークに成功。その後もアルカラスは強力なストロークで試合を支配し、第6ゲームでもブレークを果たすと34分でこのセットを先取する。
続く第2セット、序盤はズベレフもブレークポイントをアルカラスに与えながらもなんとかキープを重ねる。しかし、アルカラスの猛攻に耐えられなかったズベレフに対し第5ゲームでアルカラスがブレークを果たすと、そこから4ゲームを連取したアルカラスが1時間21分の完勝でベスト8進出を決めた。
勝利したアルカラスは準々決勝で第10シードの
K・ハチャノフと対戦する。
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