男子テニスのツアー下部大会、オストラグループ・オープンbyモネータ(チェコ/オストラバ、ATPチャレンジャー)は27日にシングルス2回戦が行われ、世界ランク222位の
望月慎太郎がワイルドカード(主催者推薦)で出場している
J・メンシク(チェコ)(チェコ)を1-6, 6-2, 7-6 (7-4)の逆転で破りベスト8進出を決めた。
>>西岡、綿貫らマドリッドOP組合せ<<19歳の望月は今年3月のテキサス・テニスクラシック(アメリカ/ウェーコ、ハード、ATPチャレンジャー)で今季初めてチャレンジャー大会で8強入り。今月のチッタデーリャ・ディスフィーダ・オープン(イタリア/バルレッタ、クレー、ATPチャレンジャー)ではチャレンジャー大会のシングルスで初優勝を飾り、4月10日付のATP世界ランキングでキャリアハイの216位を記録している。
今大会、望月は1回戦で世界ランク301位の
G・アンドレオシ(アルゼンチン)を逆転で下し2回戦に駒を進めた。
この試合の第1セット、望月はサービス時のポイント獲得率が40パーセントに留まり4度のブレークを許すと38分でこのセットを奪われる。
しかし、続く第2セットはサービス時のポイント獲得率を68パーセントまで向上させブレークを許さず、リターンゲームでは2度ブレークに成功し1セットオールに追いつく。
迎えたファイナルセット、両者ともに2度ずつブレークを果たし、このセットはタイブレークに突入。タイブレークでは2度のミニブレークに成功した望月が2時間29分の熱戦を制した。
勝利した望月は準々決勝で元世界ランク23位で第8シードの
D・ジュムホール(ボスニア)と対戦する。ジュムホールは2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場している
G・モンフィス(フランス)を破っての勝ち上がり。
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