男子テニスのスルプスカ・オープン(ボスニア・ヘルツェゴビナ/バニャ・ルカ、クレー、ATP250)は21日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は世界ランク70位の
D・ラヨビッチ(セルビア)に4-6, 6-7 (6-8)のストレートで敗れ、ベスト4進出を逃した。
>>ルブレフらスルプスカOP組合せ<<>>アルカラス、チチパスらバルセロナOP組合せ<<世界ランク1位のジョコビッチは2ヶ月ぶりの公式戦となった前週のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)では3回戦で
L・ムセッティ(イタリア)に敗れ、8強入りを逃している。
クレーコートシーズンの2大会目として臨んだ今大会、上位4シードが1回戦免除のため初戦となった2回戦で世界ランク87位の
L・ヴァン・アッシュ(フランス)を6-7 (4-7), 6-3, 6-2の逆転で下し初戦を突破した。
この日の第1セット、第3ゲームでブレークを許したジョコビッチ。その後、第4ゲームで3度、第6ゲームで4度のブレークチャンスを掴むも活かせず。それでも第8ゲームでは1度のブレークチャンスをものにしゲームカウント4-4とする。しかし直後の第9ゲームでブレークを許すとラヨビッチのサービング・フォー・ザ・セットとなった第10ゲームでは3度のブレークチャンスをものにできず、先行される。
続く第2セット、互いに5度ずつブレークチャンスを掴むも活かせず。サービスキープが続くとタイブレークに突入する。ジョコビッチは先にミニブレークに成功し、3度のセットポイントを握る。しかし、これを活かせず2度のミニブレークを奪われると1度のマッチポイントをものにされ、2時間29分の激闘の末に力尽きた。
勝利したラヨビッチは準決勝で第4シードの
M・キツマノビッチ(セルビア)と第6シードの
J・レヘチカ(チェコ)の勝者と対戦する。
※2023/04/22 03:55
タイトル、本文中の誤表記を修正しました
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