男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は13日、シングルス3回戦が行われ、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は第16シードの
L・ムセッティ(イタリア)に6-4, 5-7, 4-6の逆転で敗れ、ベスト8進出とはならなかった。
>>チチパスらモンテカルロ組合わせ<<2013年と2015年の同大会を制している35歳のジョコビッチ。新型コロナウイルスのワクチン未接種により、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)に出場できず、約2カ月ぶりの公式戦出場となった。
ジョコビッチとムセッティは4度目の顔合わせでジョコビッチの3連勝中。直近では昨年11月のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)の準々決勝で、そのときはストレートでジョコビッチが勝利した。
この日の第1セット、互いに1度ずつブレークを奪い合うとジョコビッチは第6ゲームから2ゲーム連取に成功。その後もシーソーゲームとなるが、計3度のブレークに成功し先行する。
第1セットに続きブレークの奪い合いとなった第2セット、ジョコビッチは1ゲームしかキープすることが出来ず、1セットオールに追いつかれる。迎えたファイナルセット、ゲームカウント2-1(40-30)とリードしている状態で雨天により試合が中断となる。
再開された第3ゲームでジョコビッチがサービスキープするも、第6ゲームから3ゲーム連取を許す。その後の第10ゲームで3度のマッチポイントを凌いだジョコビッチだったが、4度目のマッチポイントで力尽き、2時間54分で敗れた
勝利したムセッティは準々決勝で第7シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは3回戦で第10シードの
H・フルカチュ(ポーランド)を3-6, 7-6 (8-6), 6-1の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には、第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第5シードの
A・ルブレフ、第6シードの
H・ルーネ(デンマーク)、予選勝者で世界ランク100位の
J・シュトルフ(ドイツ)が準々決勝進出を決めている。
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