男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は10日、シングルス2回戦が行われ、予選から出場している世界ランク103位の
ダニエル太郎が第20シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)を7-6 (7-5), 0-6, 6-3のフルセットで破り、3回戦進出を果たした。
>>アルカラス、メドベージェフらBNPパリバOP組合せ<<>>シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<ダニエルが同大会に出場するのは3年連続7度目で、これまでの最高成績は2018年の3回戦進出。今回は予選から出場し、2試合を勝ち抜いて本戦出場を決めた。本戦1回戦では世界ランク79位の
R・カルバレス バエナ(スペイン)を6-1, 7-5のストレートで破り、2回戦進出を決めた。
一方、ベレッティーニは今大会のシード勢は1回戦免除のため、2回戦からの登場。両者は5度目の対戦でダニエルの1勝3敗。直近では昨年10月のテニス・ナポリ・カップ(イタリア/ナポリ、ハード、ATP250)準々決勝で対戦し、ダニエルは2-6, 3-6のストレート負けを喫している。
この試合、第2ゲームでいきなりブレークを許したダニエルだったが直後の第3ゲームでブレークバックに成功。その後は互いに決め手を欠きタイブレークに入る。タイブレークでは先行されたダニエルだが、3-5から4ポイントを連取し逆転で第1セットを先取した。
しかし、第2セットでは第1ゲームでいきなりブレークを許すと、その後5ゲームを連取されるなど圧倒される。リターンゲームでは1度もブレークチャンスを掴めないままセットカウント1-1に追いつかれた。
勢いに乗るベレッティーニに対し反撃したいダニエル。ドロップショットなどを使い徐々に流れを掴むと第2ゲームでブレークを奪い序盤3ゲームの連取に成功する。ラリー戦でもでもベレッティーニからポイントを重ねるダニエルは第4ゲームでもブレークし勝負あり。その後は挽回を許すことなくリードを守り切り、2時間39分で勝利をおさめた。
ダニエルは3回戦で第10シードの
C・ノリー(イギリス)と対戦する。
同日には第3シードの
C・ルード(ノルウェー)、第12シードの
A・ズベレフ(ドイツ)らが3回戦進出を決めた一方、第22シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、第28シードの
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)、第29シードの
西岡良仁が敗れた。
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