男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は3日にシングルス準決勝が行われ、第3シードの
D・メドベージェフが第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を6-4, 6-4で破り、3週連続のツアー優勝に王手をかけた。試合後には「今日は彼(ジョコビッチ)よりも高いレベルでプレーすることができた」と満足感を語った。
>>メドベージェフvsルブレフ 1ポイント速報<<>>メドベージェフらドバイ選手権組合せ<<メドベージェフは同大会に4年ぶり3度目の出場で、2017年の2回戦進出が最高成績。先月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)とカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)で2週連続優勝を果たして今大会に臨んでいる。
今大会準々決勝では第8シードの
B・チョリッチ(クロアチア)を6-3, 6-2のストレートで破って、マッチ12連勝で4強入りを果たした。
この試合、メドベージェフが第5、第7ゲームでブレークに成功してゲームカウント5-2と流れを掴む。ここからジョコビッチが2ゲーム連取で反撃に出るも、メドベージェフは第10ゲームをキープして第1セットを先取する。
第2セット、メドベージェフは第1ゲームでいきなりブレークに成功する。鉄壁のディフェンスを展開するメドベージェフに対して、ジョコビッチはアンフォーストエラーを重ねてフラストレーションを溜めていく。
メドベージェフはジョコビッチの反撃を制して第10ゲームのサービングフォーザマッチを決めて、ストレート勝ちで決勝進出を決めた。試合を通して8本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入ったときには78パーセントの確率でポイントを獲得した。また、この結果により、両者の通算成績はジョコビッチの9勝5敗となっている。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには今季3勝目に王手をかけたメドベージェフのコメントが掲載されている。
「ノヴァークと対戦するときは、自分のベストを尽くすしかないんだ。22度のグランドスラム制覇を経験しているからね」
「今日は、彼よりも高いレベルでプレーすることができたよ。第2セットではブレークポイントは1度もなかったけど、30-30のゲームもたくさんあった。でも、なんとか落ち着いてプレーすることができたし、明日の決勝に出られることをうれしく思う」
メドベージェフは決勝で、昨年覇者で第2シードの
A・ルブレフと対戦する。ルブレフは同日に行われた準決勝で、第7シードの
A・ズベレフ(ドイツ)を6-3, 7-6(11-9)のストレートで破っての勝ち上がり。
メドベージェフとルブレフは7度目の対戦で、ルブレフが2連勝中。直近では昨年のツアー最終戦Nitto ATPファイナルズ(イタリア/トリノ、室内ハード)の予選ラウンドロビンで対戦し、ルブレフが6-7(7-9), 6-3, 7-6(9-7)の逆転勝利をおさめている。
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