男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は14日、シングルス1回戦が行われ、第6シードの
D・メドベージェフが世界ランク31位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)を4-6, 6-2, 6-2の逆転で破り、2019年以来4年ぶり3度目の初戦突破を果たした。
>>西岡、ダニエルら デルレイOP組合せ<<>>チチパス、メドベージェフら ロッテルダム組合せ<<メドベージェフは初出場となった2018年に8強入り、2019年に4強入りを果たしたものの、その後の2020年と2021年は初戦敗退。
今季は先月のアデレード国際1(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)でベスト4進出を果たすも、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では3回戦敗退となっていた。
この日の第1セット、第4ゲームで先にブレークを許したメドベージェフ。第7ゲーム以降は互いにブレークを奪い合うも第10ゲームで6度目のブレークポイントとなるセットポイントをものにされ、先行される。
続く第2セット、メドベージェフはファーストサービスが入ったときに90パーセントの高い確率でポイントを獲得し1度もブレークチャンスを与えず。第2ゲームから5ゲームを連取し、セットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセット、序盤で3ゲーム連取に成功したメドベージェフ。その後はブレークの奪い合いとなるもサービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームをキープし、1時間55分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにメドベージェフのコメントを掲載し「なんとか少しはいいプレーができた。もっと良いプレーができたとは言いたくないけど、徐々に良くなったし、決定的なチャンスをものにできた。第2セット以降は彼がミスをしていたように感じるよ」と語った。
勝利したメドベージェフは世界ランク35位の
B・ファン・デ・ザンスフルプ(オランダ)と予選勝者で同62位の
Q・アリス(フランス)の勝者と対戦する。
同日には第1シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第3シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)、第5シードの
H・フルカチュ(ポーランド)、第8シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が2回戦に駒を進めている。
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