男子テニスのダラス・オープン(アメリカ/ダラス、室内ハード、ATP250)は11日、シングルス準決勝が行われ、世界ランク97位の
ウー・イービン(中国)が第1シードの
T・フリッツ(アメリカ)を6-7 (3-7),7-5, 6-4の逆転フルセットで破り、1968年のオープン化以降 中国人男子として初のATPツアー決勝進出を果たした。
>>西岡、ダニエルら デルレイビーチOP組合せ<<>>チチパス、メドベージェフら ロッテルダム組合せ<<23歳のウーはこの試合の第1セット、3度のブレークチャンスを握られるもこれをすべて凌ぎタイブレークへ。しかし、世界ランク8位の猛攻に屈しタイブレークを落とす。
第2セットでもフリッツが優勢の展開で進み、ウーは5度のブレークポイントを与えるが、ここもすべて防ぎ切りサービスゲームをキープ。自身はこのセット唯一訪れたチャンスを1度で決め切り、セットカウント1-1に追いついた。
ファイナルセット、第5ゲームで再びワンチャンスをものにしたウーは最後までフリッツに挽回を許すことなく、2時間32分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはウーのオンコートインタビューの内容が掲載されている。
「今夜のプレーはスコアや勝ち負けは考えなかった。ベストを尽くすだけだったんだ。1ポイント1ポイント応援してくれてありがとう!全体的にはかなりリラックスできていると思うよ」
自身初のATPツアータイトルをかけて、ウーは決勝で第5シードの
J・イズナー(アメリカ)と対戦する。イズナーは準決勝で第6シードの
J・J・ウルフ(アメリカ)を逆転で下しての勝ち上がり。
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