国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

全豪OP ベストマッチ6つ厳選

ステファノス・チチパス、アンディ・マレー、アンドレイ・ルブレフ
(左から)チチパス、マレー、ルブレフ
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスで世界ランク1位のN・ジョコビッチ(セルビア)のシングルス優勝で幕を閉じた全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)。大会の公式サイトは30日に2023年大会を振り返り、男女シングルスのベストマッチ6試合を発表している。

>>【動画】全豪OP マレーの5時間死闘などベストマッチ6試合のハイライト<<

>>【動画】ジョコビッチ 10度目の全豪OP優勝を決めた瞬間<<

大会最終日である29日に行われた男子シングルス決勝では第4シードのジョコビッチが第3シードのS・チチパス(ギリシャ)を6-3, 7-6 (7-4), 7-6 (7-5)のストレートで破り、2021年以来2年ぶり10度目の優勝。R・ナダル(スペイン)に並ぶ史上最多タイとなる22度目のグランドスラム制覇を成し遂げて大会を締めくくった。

そして、30日に全豪オープンの公式サイトはベストマッチ6試合を次のように紹介している。

女子シングルス決勝:(5)A・サバレンカ vs. (22)E・ルバキナ(カザフスタン), 4-6, 6-3, 6-4

この決勝戦は、「スリリング」という言葉を再定義し、センターコートのロッドレーバー・アリーナと世界中のファンをその忘れがたいクオリティで高揚させた、時代を超えた試合となった。

昨年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)女王であるルバキナはこの試合、過去3度対戦して一度も勝ったことのない相手に対し、序盤から主導権を握った。それに対しサバレンカは51本のウィナーを奪うなど、ゲームプランに忠実にプレー。最終ゲームでは感情を抑え、冷静さを失わず、4度目のポイント獲得で勝利を決めた。サバレンカは今大会が初の四大大会決勝の舞台となったが、悲願の優勝を飾った。

試合後には「今感じていることを説明するのは難しい。ただ、とても幸せ。超ハッピー。誇らしい。どう説明したらいいのかわからない。ただただ最高の...人生最高の日。私の人生の中で最高の日なの」とコメントを残している。

男子シングルス2回戦:A・マレー(イギリス) vs. T・コキナキス(オーストラリア), 4-6, 6-7 (4-7), 7-6 (7-5), 6-3, 7-5

今大会で最も注目されたのは、1回戦で昨年4強入りしたM・ベレッティーニ(イタリア)との4時間49分に及ぶ死闘をフルセットで制した3度のグランドスラム・チャンピオンと地元の観客に人気のある選手とが対戦する試合だった。

この試合、コキナキスは2セットアップで第3セットを迎え、ゲームカウント5-2とリード。ゲームカウント5-4でサービング・フォー・ザ・マッチを迎え、勝利まであと2ポイントというところだった。しかし、35歳のマレーはここから怒涛の反撃。5時間45分という試合の中で14回のブレークポイントのうち10回凌ぎ、自身のキャリアで最も長い試合を制した。

マレーは試合後に「なんとか逆転できたのが信じられない。僕は2セットダウンから最も多く勝利しているから、以前にもやったことがあるんだ。僕には経験がある。その経験と意欲を頼りにしているだけだよ」と明かしている。

女子シングルス4回戦:(17)J・オスタペンコ(ラトビア) vs. (7)C・ガウフ(アメリカ), 7-5, 6-3

ラトビアのテニス界で現在トップに立つオスタペンコは2017年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で優勝。2022年の全仏オープンで準優勝したガウフから直近で最高の勝利をもたらし、5年ぶり3度目のグランドスラム8強入りを決めた。

この日、3度のブレークチャンスを全てものにし、30本のウィナーを放ったオスタペンコは「失うものは何もなかったから、ただ自分のベストを尽くし、すべてのポイントで戦い、彼女を苦しめることができたわ」と試合後に述べている。

男子シングルス4回戦:(5)A・ルブレフ vs. (9)H・ルーネ, 6-3, 3-6, 6-3, 4-6, 7-6 (11-9)

ロッドレーバー・アリーナで繰り広げられた最も壮絶な戦いの一つで、ルブレフは2つのマッチポイントを凌いだ後、魂のこもったウィナーで19歳ルーネから勝利をもぎ取った。

ルブレフは試合後、「ファイナルセットではゲームカウント2-5でリードされ、第11ゲームではで2度のマッチポイント、そしてスーパータイブレークでは0-5とされた。僕の人生の中で、ここから勝てたことは一度もなかった。特に、全豪オープンのような特別な大会でこのようにして準々決勝に進出できたことは、一生忘れることのできない思い出になった。言葉も出ないし、震えているよ」とコメントしている。

女子シングルス4回戦:(24)V・アザレンカ vs. ヂュー・リン(中国), 4-6, 6-1, 6-4

2度の全豪オープン優勝を誇るアザレンカが「地獄のような試合だった」と明かしたこの一戦。自身が今大会で戦ってきた試合の中で最も長い2時間40分で逆転勝利を収めた。

この試合、41本のウィナーを放ち14回のブレークポイントのうち9回を凌いだアザレンカは「今日はひたすら走り回り、あらゆる角度から弾丸が飛んでくるような感じだったわ。彼女(ヂュー)は素晴らしいテニスをし、多くのウィナーを決めた。コントロールするのは難しかった」と明かしている。

男子シングルス4回戦(3)S・チチパス vs. (15)J・シナー(イタリア), 6-4, 6-4, 3-6, 4-6, 6-3

この試合、チチパスは強敵シナーの反撃を封じるべく、最高のテニスを披露。4時間に及んだ試合は、息を呑むようなストロークの応酬が繰り広げられるも、チチパスが26回のブレークポイントのうち22回凌ぐ、強靭なメンタルを見せつけた。

「このコートで1世紀を過ごしたような気がする」と激闘を制したチチパスは冗談を交え、「第3セット、第4セット、コートの向こう側で信じられないようなテニスを展開していた。でも、ファイナルセットでは技術的な調整を行い、もう少しルーズに展開できるようにした」と語っている。

[PR]西岡 良仁、ダニエル 太郎、綿貫 陽介ら出場「デビスカップ 日本vsポーランド」
2/4(土) 2/5(日)WOWOWオンデマンドで独占ライブ配信!


■放送&配信スケジュールはこちら>




■関連ニュース

・マレー大逆転「経験がある」
・マレー 深夜早朝の試合に不満
・マレー「とても誇らしい」

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2023年1月31日11時40分)

その他のニュース

9月16日

ダニエル太郎 シード撃破し本戦王手 (18時40分)

坂本怜 元世界16位に屈し予選敗退 (18時23分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎・坂本怜 予選1回戦 (14時00分)

大坂なおみ 4大会連続出場へ (13時49分)

全仏OP4強の22歳 ハードで初白星 (12時27分)

19歳大活躍 チチパスら撃破 (10時50分)

加藤未唯 今季20度目の初戦敗退 (8時06分)

9月15日

ルードが父に、婚約者の妊娠発表 (15時47分)

大坂なおみら 日本勢最新世界ランク (14時53分)

錦織圭ら 日本勢最新世界ランク (13時53分)

40歳ワウリンカ 最年長Vならず (12時14分)

デ杯 ファイナル進出国が決定 (10時51分)

17歳 今季最年少V達成 (9時21分)

烈火のごとき19歳 快進撃でツアー初V (8時18分)

9月14日

岡村恭香 勝利目前からまさかの敗退 (17時04分)

徳田廉大が国際大会15度目V (15時33分)

上杉海斗/渡邉聖太ペア 準優勝 (14時45分)

17歳 WTA500で決勝へ (13時28分)

珍サーブで奇襲「見たことない」 (12時05分)

急成長23歳 ツアー初の決勝進出 (10時19分)

痙攣で倒れ込むも世界8位撃破の金星 (9時16分)

ワウリンカ 40歳で2度目の決勝進出 (8時10分)

9月13日

日本完封負け「実力伸ばさないと…」 (18時17分)

坂本怜 代表デビュー戦黒星も前向き (18時16分)

坂本怜 日本代表デビュー戦は黒星 (17時03分)

日本完敗、敗因は「経験の差」 (16時48分)

【1ポイント速報】日本vsドイツ デビス杯 (15時00分)

日本 0勝3敗でドイツに完敗 (14時56分)

東レPPO 前年女王の出場決定 (7時59分)

【画像】ルードがパパに!婚約者の妊娠を発表 (0時00分)

【動画】40歳ワウリンカ 最年長Vならず、試合終了の瞬間 (0時00分)

【動画】17歳ヨビッチ WTA500でツアー初優勝!勝利の瞬間! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!