男子プロテニス協会のATPは27日、中国/深センに本社を置くスポーツトレーニングとマネジメントの専門会社 パシフィックパインスポーツとパートナーシップ契約を締結したと発表した。2023年以降、中国と香港で世界トップクラスの規模を誇るATP認可のテニスセンターが設立される予定だ。
ATPは公式声明で「現地のジュニアテニスプレーヤーや若いファンと関わり、スポーツの機会を拡大し、ATPコーチメンバーが持つ専門知識を、急成長する地域のプレーヤーと共有する機会だ」と説明。
ATPツアーの最高経営責任者であるダニエレ・サノ氏は「パシフィックパインスポーツと提携することでアジアでの機会を拡大し、専門知識を共有できることをうれしく思っている。このパートナーシップにより、世界のなかでも重要な市場において、意欲的なプレーヤーや情熱的なファンとつながることができるだろう」とコメントした。
パシフィックパインスポーツが運営するセンターでは現地のスタッフがATPライセンスを有したコーチと仕事をしたり、メディカルサービスの使用、ATPロゴを使用した広告活動などが行えるようになる。
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