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マレー 3時間の熱戦制し8強

アンディ・マレー
8強入りしたマレー
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのヒホン・オープン(スペイン /ヒホン、ハード、ATP250)は13日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク48位のA・マレー(イギリス)が同61位のP・カチーン(アルゼンチン)を2-6,7-5,7-6 (7-3)の逆転で破り、ベスト8進出を果たした。

この試合の第1セット、マレーはカチーンに7本のサービスエースを決められるなどリターンに苦しみ1度もブレークを奪うことができず。サービスゲームでは2度のブレークを許しセットを落とした。

しかし、第2セットではファーストサービスが入ったときに83パーセントの高い確率でポイントを獲得。ブレークチャンスすら与えないプレーを披露すると、第12ゲームでこの日初めてのブレークに成功しセットカウント1-1に追いついた。

ファイナルセット、第1ゲームで先にブレークを許したマレーだが直後の第2ゲームでブレークバック。その後再びリードされたものの、もう1度追いつくことに成功しタイブレークに突入する。最後は3度目のマッチポイントを決め切ったマレーが2時間47分の熱戦の末に勝利した。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはマレーのコメントが掲載されている。

「第2・第3セットはサーブがうまくいったと思うし、ハードに戦えた。第1セットは僕がベストなプレーができていなかったし、ペドロ(カチーン)が良かった。第1セットは彼のサーブが好調で崩すのに苦労したよ。だからブレークチャンスを作るためにリターンの仕方を少し変えたんだ。第3セットは2度リードされたから挽回するために頑張って戦ったよ」

35歳で元世界ランク1位のマレーは準々決勝で世界ランク47位のS・コルダ(アメリカ)と対戦する。コルダは2回戦で第3シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)をフルセットで下しての勝ち上がり。

同日には第1シードのA・ルブレフ、第4シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)が8強へ駒を進めた。




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(2022年10月14日7時24分)



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