男子テニスのオルレアン・オープン(フランス/オルレアン、ハード、ATPチャレンジャー)は29日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
C・ムーテ(フランス)は世界ランク247位のA・アンドレーフ(ブルガリア)に6-2,6-7 (3-7), 6-7 (2-7)の逆転で敗れ、ベスト8進出とはならず。試合後にネット際で握手した際には両選手、一触即発の状態になったが審判に止められ事なきを得た。
>>西岡 良仁vsルード 準々決勝1ポイント速報<<23歳のムーテは今月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で16強入りを果たすと翌週のペカオ・シュチェチン・オープン(ポーランド/シュチェチン、クレー、ATPチャレンジャー)で優勝。前週のエーオン・オープン・チャレンジャー(イタリア/ジェノア、クレー、ATPチャレンジャー)では2回戦敗退となっている。
この試合の第1セット、序盤で3ゲームを連取したムーテ。第7ゲームで3度のブレークポイントを凌ぐと直後の第8ゲームで再びブレークに成功し、先行する。
続く第2セットでは互いにブレークを1度ずつ奪いタイブレークに突入。3度のミニブレークを許し、セットカウント1-1に追いつかれる。迎えたファイナルセット、再びタイブレークにもつれ込むと終盤で5ポイントを連取され、2時間57分の激闘の末に敗れた。
その試合後、ネットを挟んでお互いに握手を交わした両選手だったが、肩をぶつけ合い、口論に発展。一触即発の場面となったが、審判がなだめたことで終了した。
ムーテは試合後にインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新し「試合の最後に起こったことについて謝る気はない。僕の目を見ながら“ファック・ユー”と2回言うのを許した選手には、“こういうのはダメなんだ”と理解してもらうしかない。落ち着いて話ができることを待っている」とつづった。
勝利したアンドレーフは準々決勝で第6シードの
N・ゴンボス(スロバキア)と対戦する。ゴンボスは2回戦で予選勝者で世界ランク332位のA・フィルツ(フランス)を7-6 (7-4), 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
H・ガストン(フランス)、第4シードの
Q・アリス(フランス)、第8シードの
J・ソック(アメリカ)らが8強に駒を進めている。
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