テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は3日、男子シングルス3回戦が行われ、第3シードの
C・アルカラス(スペイン)が世界ランク43位の
J・ブルックスビー(アメリカ)を6-3, 6-3, 6-3のストレートで破り、2年連続のベスト16進出を果たした。試合後の会見では「今のところ、最高の試合だったと思う」とコメントした。
>>メドベージェフ、ナダルら全米OP 男子の組合せ・結果<<>>シフィオンテクら全米OP 女子の組合せ・結果<<今季ツアー4勝をあげてトップ10に定着した19歳のアルカラスは昨年初めて全米オープンに出場し、ベスト8に進出した。また、今大会で決勝進出を果たすと世界ランク1位になる可能性を持っており、実現した場合には
L・ヒューイット(オーストラリア)の持つ史上最年少記録を抜く。
この試合、アルカラスはファーストサービスが入ったときに75パーセントの確率でポイントを獲得。46本のウィナーを決めるなど試合を優位に進めるとリターンゲームでは7度のブレークに成功し、2時間11分で勝利した。
試合後の会見でアルカラスは「今日は素晴らしいプレーができた。素晴らしいレベルだったよ。今日の自分のパフォーマンスには本当に満足している」と語った。
「彼(ブルックスビー)はかなりタフな相手だった。素晴らしい試合をしてきたからね。彼は偉大で素晴らしい選手。先ほども言ったが、彼は本当にタフだ。将来、偉大なプレーヤーにとって非常に危険な存在になるだろうね。今現在もそう。彼は素晴らしいよ」
勝利したアルカラスは4回戦で第15シードの
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する。チリッチは3回戦で第20シードの
D・エヴァンス(イギリス)を7-6 (13-11), 6-7 (3-7), 6-2, 7-5で下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
R・ナダル(スペイン)、第7シードの
C・ノリー(イギリス)、第9シードの
A・ルブレフらが16強に駒を進めている。
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