29日に開幕するテニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は26日、本戦出場選手による大会前の記者会見が行われ、男子シングルスで世界ランク4位の
C・アルカラス(スペイン)が意気込みを語った。
>>メドベージェフ、ナダルら全米OP 男子の組合せ<<>>大坂、シフィオンテクら全米OP 女子の組合せ<<19歳のアルカラスは初出場となった昨年大会、
C・ノリー(イギリス)や
S・チチパス(ギリシャ)らを下して準々決勝に進出。
F・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦した準々決勝では3-6, 1-3の時点で途中棄権により、敗退したものの8強入りしている。
今月のナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)では初戦敗退、W&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)では8強入りとなっていたアルカラス。会見の冒頭では「(全米オープンは)素晴らしい大会だよ。去年からここで素晴らしい思い出がある。僕にとっては特別な大会なんだ。楽しみながら頑張るよ」と語った。
「モントリオールではプレッシャーを感じていたと思うけど、そのことは考えず、ただ楽しむよ。すべての試合を楽しみ、自分のベストな試合を見せたいね。もちろん、ここではいい結果を出したいと思っている。僕にとって本当に重要な大会なんだ。でも、そのプレッシャーを悪いことだと思わなければ、前に進んでいけると思う。ここでの僕の目標は楽しむことだけど、そうすれば、きっといい結果が得られると思う」
また、シード勢が順当に勝ち上がった場合、準決勝で第2シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する可能性について質問を受けたアルカラスは次のように述べている。
「もちろん、ここでの準決勝でラファと戦えるのは素晴らしいことだと思うけど、この先も素晴らしい試合は待っているよ。準決勝に行くまでには、まだまだ日がある。もちろん、ラファも自分の試合に勝たなければならない。だから、長いプロセスなんだ。でも、ここ全米オープンの準決勝でラファと対戦するのは素晴らしいことだよ」
アルカラスは今季、2月のリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)、3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)、4月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)、5月のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)で優勝し、4勝を挙げている。
また、四大大会では1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で3回戦敗退、6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で8強、7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で16強入りしている。
会見の最後には「去年よりも強くなっているし、準備も万端だ。全仏オープンでも準々決勝に進出できたしね。今年はトッププレーヤーと長い試合、もちろんタフな試合をしてきた。今大会では、昨年よりも準備が整っていると思うね」とコメントした。
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