男子テニスのクロアチア・オープン・ウマグ(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)は29日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードで昨年の同大会王者である
C・アルカラス(スペイン)が世界ランク120位の
F・バグニス(アルゼンチン)を6-0,6-4のストレートで破り、ベスト4進出を果たした。
>>インターハイ男子団体 組合せ・結果<<>>インターハイ女子団体 組合せ・結果<<昨年の同大会決勝で
R・ガスケ(フランス)を下しATPツアー初優勝を飾っている19歳のアルカラス。前週のハンブルグ・ヨーロピアンオープン(ドイツ/ハンブルグ、レッドクレー、ATP500)では準優勝している。
この試合の第1セット、アルカラスはファーストサービスが入ったときに82パーセントの確率でポイントを獲得。1ゲームも取られることなくベーグルで先行する。続く第2セットでは第1ゲームでブレークに成功。そのリードを守り切り、1時間24分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルカラスのコメントを掲載し「僕にとって素晴らしいこと。自分でも、とてもいいプレーをしていると思う。ここでのプレーはとても心地よく、自信に満ちているよ」と語った。
勝利したアルカラスは準決勝で予選通過者で世界ランク168位のG・ゼッピエリ(イタリア)と対戦する。ゼッピエリは準々決勝で同82位の
B・ミラリェス(スペイン)を7-5, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。
ゼッピエリとの準決勝についてアルカラスは「本当にタフなラウンドになりそうだよ。でも、自分のベストを尽くすし、決勝に残れるように頑張るよ」と述べた。
同日には第2シードの
J・シナー(イタリア)と世界ランク136位のF・アガメノーネ(イタリア)が4強に駒を進めている。
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