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キリオス4強「最初から集中」

ニック・キリオス
ベスト4進出を果たしたキリオス
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスのテラ・ウォルトマンオープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は17日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク65位のN・キリオス(オーストラリア)が第6シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)を6-4,6-2のストレートで破り、今季3度目のツアーベスト4進出を果たした。

2回戦で第2シードのS・チチパス(ギリシャ)を逆転で下し勢いに乗るキリオスはこの日も上位シード相手に躍動。13本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに91パーセントの高い確率でポイントを獲得し、ブレークチャンスを1度も与えなかった。リターンゲームでは計3度のブレークを奪い、1時間8分で快勝した。

男子プロテニス協会のATP公式サイトにはキリオスのコメントが掲載された。

「芝の上でとても快適に過ごせているよ。決して簡単ではなかった。彼(カレノ=ブスタ)はどのサーフェスでも危険な選手。フラットなボールを打つし、どうすればこのコートで勝てるか知っている。それにタフな選手だしね。サーブから気をつけて、最初から集中しなくちゃいけなかった」

今シーズン初のタイトル獲得に向けキリオスは準決勝で第5シードのH・フルカチュ(ポーランド)と対戦する。フルカチュは準々決勝で第4シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)をストレートで下しての勝ち上がり。

また、27歳のキリオスは前週のボス・オープン(ドイツ/シュトゥットガルト、芝、ATP250)でも4強入りを果たしており、芝シーズンでは同大会準決勝のA・マレー(イギリス)戦のみの敗北で今季6勝1敗と好成績を残している。

同日には第1シードのD・メドベージェフ、世界ランク51位のO・オッテ(ドイツ)が4強へ駒を進めた。




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(2022年6月18日7時14分)



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