男子テニスで世界ランク67位の
A・マレー(イギリス)は25日にツイッターを更新。ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)が20日に公式発表した「2022年大会のウィンブルドンでのランキングポイントの廃止」という方針に自身の意見を述べた。
>>ジョコビッチら全仏OP男子組合せ・結果<<>>シフィオンテクら全仏OP女子組合せ・結果<<元世界1位で2013年と2016年大会でタイトルを獲得しているマレーは投稿で次のようにつづっている。
「僕はゴルフをよく見ているけど、マスターズ・トーナメントの優勝者がどれだけのランキングポイントを獲得するかは全く知らない。僕や友人はサッカーが大好きだけど、ワールドカップで優勝した国がどれだけのランキングポイントを獲得するのか知らないし、気にもしない」
「でも、ワールドカップやマスターズ・トーナメントで誰が優勝したかは正確に伝えることができる。数週間後にウィンブルドンのセンターコートで観戦するほとんどの人は3回戦で勝った選手が何ポイントもらえるかなんて知らないし、興味もないだろうと思う」
「でも、誰が勝つか覚えていることは保証する。ウィンブルドンは決してエキシビションではないし、エキシビションのように感じることはないだろう」
ウィンブルドンは先月20日に公式な声明として「このような不当かつ前例のない軍事的侵略の状況下で、ロシア政権がロシアやベラルーシの選手の参加によって、何らかの利益を得ることは容認できない。したがって、私たちは遺憾の意を表明し、ロシアとベラルーシの選手が2022年の同大会にエントリーすることを拒否する」ことを発表。
そして今月20日には「ロシアの世界的な影響力を制限するために英国政府がとった立場、すなわちランキングによる自動的な選手のエントリーを撤廃したこと。政府、産業界、スポーツ界などの幅広い反応を考慮すると、世界的に有名なスポーツイベントであり英国の機関であるウィンブルドンにとって唯一実行可能な決定を下したという考え方は変わっておらず、我々はこの決定を支持している」と表明していた。
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