男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は11日、第4シードで世界ランク5位の
S・チチパス(ギリシャ)が同20位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-3, 5-7, 7-6(7-4)のフルセットで破り、初戦突破を決めるとともに2年連続3度目のベスト16進出を決めた。
>>ナダルvsシャポバロフ 1ポイント速報<<>>ジョコビッチvsワウリンカ 1ポイント速報<<4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で大会連覇を達成したチチパスは上位8シードが1回戦免除のため、この日が初戦となった。
第1セット、元世界ランク3位のディミトロフ相手に第2ゲームからブレークに成功し、先行する。
しかし続く第2セット、先にブレークを奪うも終盤に2度のブレークを許し1セットオールとされる。
迎えたファイナルセット、両者サービスキープが続きタイブレークへ突入すると、3度のミニブレークを奪ったチチパスが2時間30分超えの接戦を制した。
男子プロテニス協会のATPは試合後のチチパスのコメントを公式サイトに掲載。次のように熱戦を振り返った。
「信じられないような戦いだったよ。この壁を乗り越えることができて、とても嬉しい。彼(ディミトロフ)は本当にいいプレーをしていたし、コート上では僕を苦しめた。本当にたくさんの感情があったんだ」
「観客からたくさんのエネルギーがあふれていた。今日、試合を見に来た人たちは、とても熱狂していたね。コート上の雰囲気も最高だったよ」
勝利したチチパスは3回戦で世界ランク24位の
K・ハチャノフと対戦する。ハチャノフは2回戦で世界ランク18位の
P・カレノ=ブスタ(スペイン)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)や第3シードの
R・ナダル(スペイン)、第10シードの
J・シナー(イタリア)、世界ランク361位の
S・ワウリンカ(スイス)らが3回戦へ駒を進めている。
■関連ニュース
・チチパスが招待「尾脇兄弟」独占映像・チチパスと尾脇兄弟、遂に対面【独占映像】・チチパス招待、尾脇兄弟inフランス滞在1週間の練習に密着【独占映像】■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング