女子テニスで世界ランク1位の
I・シフィオンテク(ポーランド)がオンライン・インタビューに応じ、自身が契約するテクニファイバーのラケットについて「テクニファイバーは最高なギアを出していると思うわ」と述べた。
今季、2月のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA1000)、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)とマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)で優勝。マッチ17連勝を維持し、4月18日付の世界ランクで28人目、ポーランド人としては初のNO.1となった。
「正直、ここ最近試合数がとても多かったので優勝できてホッとしている。身体がもつか不安だったがなんとか成し遂げた! いま17連勝中でいつまで続くかわからないので思いっきりお祝いしたいと思う」
「世界1位になるのは小さい頃からの夢だった。また、ポーランド人初の世界1位なのでとても光栄に思う。私のはじめてのラケットはテクニファイバーだった。テクニファイバーのラケットと共に世界1位になれてとても嬉しい気持ち」
2021年1月1日にテクニファイバーとの契約締結を発表したシフィオンテク。今シーズンは新モデルの『Tempo 298』を使用しツアー大会を回っている。このラケットの良さについて、次のように触れている。
「好きな点は沢山ある! まず、私の新しいアグレッシブなプレースタイルにとても合うラケットだと思う。バラエティに富んでいるラケットなのでトップスピンを打つときもフラットのショットを打つときも、全てに対応してくれるフレーム。1年間、様々なコンディション(天候・コートサーフェス)でプレーをするけど、このいろんなコンディションに適応するラケットだと思う」
イガ・シフィオンテクが現在使用しているテクニファイバーの「Tempo 298」「デザインも大好き! 白いラケットなのでとてもエレガントだと思う。テニスはエレガントのスポーツなので合っていると思う。そして、自分のオートグラフ(シグナチャー)が載っているのもとても気に入っている」
自身のオートグラフが刻まれているまた、ストリングについては「ラケットを変えた時、ストリングも Razor Code1.25 に変えた。前、使用していたストリングにとても似ていて問題なくスイッチできた。柔らかいフィーリングでありながら、ハードヒットしてもボールがコートに収まるので気に入っている。テンションはサーフェスとコンディションで異なるけど、今は24kg (53lbs)で張っている」と明かした。
ジュニア時代にはテクニファイバーを使用していたシフィオンテク。2020年に全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)優勝後に再びテクニファイバーにした理由について明かしている。
「全体的にテクニファイバーは今までより、品質がいいと感じたからよ。会ったスタッフの方たちに様々な(ラケットの)選択肢を与えられ、一番自分に合う物を選ぶことが出来た。スタッフの温かさ・柔軟な考え方もすぐに気に入った」
ジュニア時代のイガ・シフィオンテク「実はラケットを変える事を決める前、オーストリアでテクニファイバーのスタッフの立ち合い付きで試打テストを行った。本当にプロフェッショナルな対応をしてくれた。このような対応でテストを行ったのは初めてだったのでビックリした。ボールスピードもアップするように、スピンもコントロールももっと操れるようにオンコートで微調整をしてくれた。そのおかげですぐ使い易いフレームで気持ちよくプレーする事ができた」
ジュニア時代のイガ・シフィオンテクテクニファイバーとの関係については「私の初めてのラケットはテクニファイバーだったのでセンチメンタルな(懐かしい)ブランド。数年間、少しお休み期間があったけど、今になって戻ってきてやはり身近なブランドだと感じる。とても親切な気遣いをしてくれる良いブランドよ。なのでラケットのブランドを変える時は迷わなかった」と語った。
取材協力: Tecnifibre S.A
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