女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は25日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク42位の
V・ゴルビッチ(スイス)を6-2, 6-0のストレートで破り、2年連続の初戦突破を果たした。また、同1位の
A・バーティ(オーストラリア)が現役引退を表明したことで4月4日付の世界ランキングでトップに立つことが決定した。
>>大坂 なおみvsムチョバ 1ポイント速報<<>>大坂ら マイアミOP組み合わせ<<2月のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA1000)、前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)と2大会連続でタイトルを獲得している20歳のシフィオンテク。
この試合の第1セットでは第2・第6ゲームでブレークに成功。ゲームカウント5-1とし第7ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎えるもブレークバックを許す。それでも直後の第7ゲームでブレークを奪い先行する。第2セットではファーストサービスが入った時に81パーセントの確率でポイントを獲得。1度もゲームを取られることなく1時間14分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにシフィオンテクのコメントを掲載。28人目の世界ランク1位が確定したシフィオンテクは2010年にNO.1になった
C・ウォズニアッキ(デンマーク)に次ぐ若さとなった。また、ポーランド出身の選手としては男女を通じて初の世界1位に輝く。
「以前から目標にしていたことが、こんなに早く実現するなんて、かなり変な感じ。世界NO.1になることは私にとって特別なことなのは間違いない。そうなるとは思っていなかったわ」
勝利したシフィオンテクは3回戦で世界ランク59位の
M・ブレングル(アメリカ)と対戦する。ブレングルは2回戦で第29シードの
L・サムソノヴァを6-4, 6-0のストレートで破っての勝ち上がり。
同日には第5シードの
P・バドサ(スペイン)第14シードの
C・ガウフ(アメリカ)らが3回戦に駒を進めている。
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