男子プロテニス協会のATP公式サイトは12日、BNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)に第23シードとして出場している世界ランク28位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)へのインタビューを掲載。食事に関するテーマでディミトロフの意見や気にかけていること、そして嫌いな食べ物などが語られている。
>>マレーvsズベレフ 1ポイント速報<<>>マレーら BNPパリバOP組み合わせ<<今大会、すでに16強入りを決めているディミトロフは食事の大切さについて「プロのアスリートやダイエットなどをしている人は特に『何を食べればいいのか』に集中することがとても重要だと思う」と明かした。
「例えば、血液検査をして自分がどんな食べ物に合っていないのか、どんな食べ物をうまく消化できるのか、どんな食べ物が苦手なのかがわかったとする。そうすると、何をどのように食べればいいのか、大体の目安がわかるんだ。そして1週間のメニューを自分で決めることができる。そして、そのメニューに沿ってあちこちに手を加えたり、自分が好きなものを入れたりして、厳しすぎないようにする。単純なことだと思うよ」
シーズンが終了する11月から新シーズンが開幕する1月までの短い期間はテニス選手が食事について気にすることのない唯一の時間となっている。ディミトロフはこの期間に関して「たとえ数日であっても、食事制限から解放されることはとても重要だと思う。僕はチートデイ(食事制限をかけない日)と呼んでいるものを持つのは良いことだと思うんだ。何を食べなければならないか、いつ食べればいいか、といったことにとらわれすぎないことは、自分にとってとてもいいことだよ」と述べた。
「僕は普段、とても健康的な食事をしていると自負しているけど、ジャンクフードは正直あまり好きじゃない。確かに、たまには美味しいスナックやグミなどを食べたいと思うこともある。例えば、今はカリフォルニアにいるけど、ハンバーガーを食べたら、もちろんチートデイになるね」
「僕らテニス選手は日常的にさまざまなレベルの誘惑に囲まれている。だって世界中の都市に行ってツアーを回るんだからね。けど、僕はいつもとてもシンプルに物事を考えている。ブルガリアでは、シンプルな食べ物で育った。農場があって、新鮮な野菜をすべて手に入れることができた。鶏でも魚でも何でも、食べ物を敬遠することはないよ」
「1カ月とか2カ月のあいだ、休みなく大会に出るときがあるけど、ふと夜に『ああ、チョコレートが食べたい』ってなるときもある。そういうときはチョコを食べればいいんだ。ほんの少しだけならあまり変化は起きないよ。逆にその欲求に戦おうとすると精神的にとても疲れてしまう。自分自身に少しだけ余裕を持たせて、気持ちよく過ごせるようにしよう」
最後にディミトロフは、多くの選手がコート上でエネルギー補給のために摂取しているある果物について明かした。
「僕はバナナが食べられないんだ。これは我慢できない。絶対に食べられない果物なんだ。僕はなんでも食べられる方だと思うんだけど、これだけはどうしてもダメなんだ。コート横のベンチではエナジーバーやりんごみたいな他のものを食べている。何でもいいんだ、バナナ以外だったらね。あれだけは絶対に食べないよ」
ディミトロフはBNPパリバ・オープン4回戦で第1シードの
D・メドベージェフと対戦することが決定している。コート上でディミトロフが何を食べているか確認してみるのも試合以外の楽しみの1つかもしれない。
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