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ベレッティーニ 初Vならず

ノヴァーク・ジョコビッチ、マッテオ・ベレッティーニ
(左から)ジョコビッチとベレッティーニ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は11日、男子シングルス決勝が行われ、第7シードのM・ベレッティーニ(イタリア)は第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)に7-6 (7-4), 4-6, 4-6, 3-6の逆転で敗れて四大大会初優勝を逃し、イタリア人の男女を通じて大会初制覇とはならなかった。

決勝戦、ベレッティーニは序盤ミスを重ねてゲームカウント2-5と追い込まれるも、そこから息を吹き返してタイブレークの末に第1セットを先取。その後、ジョコビッチに主導権を握られたベレッティーニは試合を通して16本のサービスエースを放つも、最後はバックハンドのスライスがネットにかかり3時間24分で力尽きた。

表彰式のスピーチでは「ノヴァーク(ジョコビッチ)が今日いいプレーをした。優勝に値する」とジョコビッチへコメントした。

続けて「信じられない気持ち。素晴らしい2週間だった。僕にとって終わりではなく、これは始まり。これからも挑戦する」と述べた。

一方、大会6度目の優勝を果たしたジョコビッチは全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、ベオグラード・オープン(セルビア/ベオグラード、レッドクレー、ATP250)、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に続き今季4勝目、通算85勝目をあげた。

※一時、内容に誤りがございました。訂正しお詫び致します。
誤)ゲームカウント1-5と追い込まれるも→正)ゲームカウント2-5と追い込まれるも

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(2021年7月12日2時59分)



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