男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は2日、シングルス準決勝が行われ、第26シードのH・ホルカシュが第4シードの
A・ルブレフを6-3, 6-4のストレートで下し、ATPマスターズ1000で初の決勝進出を果たした。
今年1月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、 ATP250)で今季初、キャリア2勝目をあげたホルカシュは、8本のサービスエースを放ってファーストサービスが入ったときに75パーセントの確率でポイントを獲得。ルブレフから3度のブレークに成功し、1時間27分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでホルカシュのコメントを掲載し「今年の初めに優勝した後は辛い試合がいくつかあったから、今回の結果は大きな意味がある。とてもうれしい」と喜びを語った。
「多くのことを乗り越えて、もっといい選手になるためにまだ向上し続けたい。この勝利は本当に大きい」
マスターズ1000の初タイトルを狙うホルカシュは、決勝で第21シードの
J・シナー(イタリア)と対戦する。シナーは準決勝で第7シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)を逆転で下しての勝ち上がり。
一方敗れたルブレフは、優勝した3月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、 室内ハード、ATP500)以来のツアー大会決勝とはならなかった。
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