女子テニスで元世界ランク１位のＫ・クレイステルス（ベルギー）は１４日にツイッターで、ワイルドカードを獲得していた２３日に開幕するマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000）を欠場すると発表した。

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３７歳のクレイステルスはこれまで、２００５・２０１０年でマイアミ・オープンを制覇。その他には全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）で３度、全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）で１度のシングルス優勝を達成している。

昨年に現役復帰を果たしたが、今シーズンはいまだツアー出場なしとなっているクレイステルスは「１０月にキャリアを悩ませていた右膝の痛みを減らすために手術を行い、結果は良好だった。リハビリと回復はうまくいって、本当にポジティブな感覚があった」と綴った。

「１月にコロナウイルスに感染し、症状は穏やかだったけれど、トレーニングスケジュールに支障が出ていた。チームと数週間の厳しいトレーニングをしてきたけれど、残念にもベストな選手たちと戦いたいと思う中、まだ必要なレベルに達していない」

「これはとても残念で悔しい。復帰をして、難しいことはわかっていた。そしてこれは自分がコントロールできないことへの挑戦。辞めることはできない。追い込み続けてできることを見つけていく」

「ワイルドカードを与えてくれたマイアミとチャールストンのチームに感謝している。私はこれから痛みの治療を３から６週間にかけて行い、今後どうするかチームと考える」

今年のマイアミ・オープンには世界ランク１位のＡ・バーティ（オーストラリア）、同２位の大坂なおみ、同３位のＳ・ハレプ（ルーマニア）らトップ選手が出場する。

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