男子テニスのカタール・エクソンモービル・オープン（カタール/ ドーハ、ハード、ATP250）に第１シードとして出場する世界ランク４位のＤ・ティーム（オーストリア）のコメントが、男子プロテニス協会ATP公式サイトに８日掲載された。同大会で約１年１カ月ぶりにツアー復帰を果たす同６位のＲ・フェデラー（スイス）に言及している。

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昨年６月にひざの手術を受けたフェデラーは、リハビリのためにシーズンを終了。今大会は２０２０年の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）以来の戦いとなる。

第２シードとして出場するフェデラーに対しティームは「僕たちはライバル。もちろんトーナメントではお互いに勝ちたいと思っているんだけど、彼（フェデラー）のテニスを観るのが大好きなんだ。だからこそ、彼が戻ってきて、またプレーを見ることができるのは本当にうれしい。それは誰もが思っていることだし、彼が強く戻ってくることを願っている」と語った。

２７歳のティームはカタール・エクソンモービル・オープン２回戦で世界ランク４５位のＡ・カラツェフ（ロシア）と対戦する。今大会、上位４シードは１回戦免除のため、ティームは２回戦から登場となる。

カラツェフは先月行われた全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）で大躍進。四大大会初の本戦出場ながらベスト４進出を果たした。

ティームは初戦について「ドーハのドローは信じられないほどタフだから、何が起こるかわからないけど、良いスタートを切って、最初のポイントから良いレベルになるようにするだけだ。今は、新しいことに集中する時。良いプレーをして、良い結果を出し、自信をつけてシーズンのタフなスタートを忘れるための最初のチャンスなんだ」と話した。

全豪オープン、ティームは優勝候補の１人として参戦したものの、４回戦でＧ・ディミトロフ（ブルガリア）にストレート負けを喫している。

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