テニスの全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）は１１日、男子シングルス２回戦が行われ、世界ランク１４１位のＣ・アルカラス（スペイン）は同９５位のＭ・イメル（スウェーデン）に6-2, 4-6, 4-6, 6-7 (5-7)の逆転で敗れ、四大大会初の３回戦進出とはならなかった。

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今大会でグランドスラム初の本戦出場、１回戦突破を成し遂げた１７歳のアルカラスは２１０キロのサービスを放つなどして第１セットを先取する。しかしその後は合計で７度のブレークを許して逆転負けを喫し、３時間８分の激闘の末に力尽きた。

試合後の会見では「タフな日だった。負けたくなかった。緊張してサービスのコントロールができなかった。次の大会では試合を通して集中していきたい」と振り返った。

「でも不満はない。常に攻撃的なプレーをしたが、うまくいかなかったときがあった。このレベルだと集中を一度失うとゲームやセット、試合を落とすことになる。でも今日僕がやったことに対して文句はないよ」

勝利したイメルは３回戦で、第５シードのＳ・チチパス（ギリシャ）と世界ランク２６７位のＴ・コキナキス（オーストラリア）の勝者と対戦する。

同日の２回戦では、第７シードのＡ・ルブレフ（ロシア）、第１９シードのＫ・ハチャノフ（ロシア）らが３回戦へ駒を進めた。

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