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全豪OP 開催概要を発表

全豪オープン
2020年の全豪オープン
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATP公式サイトは22日、来年2月8日から21日にかけて本戦が行われる予定の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の3つのメインスタジアムにおいて、収容人数の25パーセントにおさえて観客を入場させると発表した。

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来季の全豪オープンは新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮して本戦が2月8日に開幕。予選は1月10日からドーハで行われる。

今回発表されたのは本戦におけるチケット販売に関する事項で、ロッド・レーバー・アリーナ、マーガレット・コート・アリーナ、ジョン・ケイン・アリーナ(旧メルボルン・アリーナ)の3スタジアムでは、現時点で収容人数の25パーセント分のチケットを発行するとした。

大会ディレクターのクレイグ・タイリー氏は「オーストラリアのビクトリア州政府と緊密に協力しながら、大会が近づくにつれて徐々に参加者の数を増やしていきたいと考えている」とコメントを発表。

3つのスタジアムを1つずつのエリアに分けて観客を入場させる「ゾーン」の導入や、各「ゾーン」の時差入場、家族ごとにチケットをセットで販売する「ポッド」制の導入など、新たな施策を取り入れる予定も発表。また、2021年大会からはチケットのデジタル化を進め、人と人の接触を最小限にする工夫もされる。

タイリー氏は続けて「大会は信じられないほどタフな1年を終えたメルボルンとビクトリア州全体にとって素晴らしい祭典になるはずだ。安全を最優先に考えている。私たちのイベントはこれまでとは少し変わったものになるかもしれないが、メルボルンの最高のものの多くを、一緒に体験できる素晴らしい機会になるだろう」と話している。

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