テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は11日、男子シングルス決勝が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)が第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を6-0, 6-2, 7-5のストレートで下して4連覇、前人未到13度目のタイトル獲得を果たした。ナダルが同大会で優勝までの全7試合でストレート勝ちの完全制覇は、2008・2010・2017年に続いて4度目。
>>YouTube 東京国際大学テニス部に潜入! 灼熱の炎天下で選手と対決<<今年の全仏オープンは新型コロナウイルスの影響で開催時期が5月から9月へ延期、使用球の変更、1日の観客動員数が1,000人に削減など、これまでとは異なる状況で行われた。
この日2時間41分で全仏オープンのマッチ100勝目、さらに
R・フェデラー(スイス)に並ぶ歴代最多タイの四大大会20勝目を達成したナダルは会見で「序盤は、すごいレベルのプレーができた。ジョコビッチに対して、いいプレーをせずにこのスコアは不可能。とてもいい決勝だった。大事な時に最高レベルのプレーができたし、それをうれしく思う」と振り返った。
「うまく順応できた。大会1日目に言ったように、どんな環境でもポジティブに向かい合い、寒さやボールの重さなどを受け入れて挑戦することが大事だった。毎日目標に向かって正しい決断を続けるように努めた」
「過去の優勝も感動的。正直に話すと、1カ月半前に『トロフィーを手に入れられない、今年は難しい』と言われた。人生はあっという間に変わり、チームの大きなサポートと共にやるべきことだけをひたすら行った。チームはいつも僕の隣で助けてくれた。毎日を明確なスケジュールで過ごすことは難しいから、とても助かった」
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