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35歳シモン 今は「事情が異なる」

ジル・シモン
世界ランク54位のシモン
画像提供: ゲッティイメージズ
男子プロテニス協会のATP公式サイトは5日、世界ランク54位のG・シモン(フランス)のブログを掲載した。新型コロナウイルスの感染拡大や加齢によるテニスへの向き合い方の変化が綴られている。

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35歳のシモンはキャリア通算14個のタイトルを獲得。2009年には自己最高の世界ランク6位を記録した。

新型コロナウイルスの影響で、今季3月からツアーが中断していることについてシモンは「この期間は25歳から30歳のまでの世代の選手には最適だったと思う」と切り出した。

「彼らはすでにATPツアーの経験を積んでいると思う。試合を改善し、キャリアで起きたことなどをチェックするのに適した時期だ。人として、またプレーヤーとしての自分自身を知り始めてもいるし、中年の選手たちは、それまでの自分の限界を理解し始めていて、今はエネルギーを持ちつつも、それらのことに取り組む時間がある。そしてまだ非常に若くて健康だ」

「若いうちは負傷もしにくく、たくさん練習できる。自分の試合を通して、改善すべきことはたくさん出てくるから、たくさん練習して、弱点を無くすことができる。さらに、その直後に大会があるというプレッシャーを持たなくてもいいんだ。やっと時間を持てるようになるのが、今の時期だと思う」

しかし、35歳となったシモンにとってはこの時期が苦しい期間だったことを認めている。

「僕のような人間にとって、年配の選手にとってこの時期に重要なのは、身体をたくさん動かすことだと思う。体調を崩さないことが1番大事で、体調を崩さないためにもハードワークしたいが、頑張りすぎず、けがをしないように時間をかけてやることが重要だ。身体は20歳の頃とは違う。あの頃は何をしていても毎日4時間はできるし、何の問題もなかった。僕らのような年上の選手にとっては、今は少し事情が異なるんだ」

「実際、コートでのトレーニングに時間を使うこともできる。でも、身体の管理はもっと重要なんだ。35歳、36歳の時に大きなけがをしたら、それが最後のけがになってキャリアが終わってしまうかもしれないことは分かっている。そう考えると、健康を維持することの方が重要になってくるんだ。それは練習の中でも最もハードな部分。練習をしてみて、準備をしてみて、でも無理はしないようにしないといけない。くだらないことでけがをしないように」

「今の時点から自分の試合を思い切って変えることは、誰にでもほぼ不可能だと思う。ツアーに出始めた21歳ごろはすでに15年テニスをしてたから、一般的に言えば大幅な変更を加えるのは本当に難しい。長い間何かをやっていると、それを変えるのはいつも難しいんだ。それが今は35歳。テニスを始めて30年になるとより難しいものになる」

最後にシモンは、現在の自身のテニスについて綴った。

「もちろん、僕は今でも上達しているし、改善できることはたくさん知っているけど、それはもうテニスのことではないんだ。もっとリラックスして、もっと自信を持って、この時間を使って、違う見方をして、違うアプローチをするようにしている。そうすれば、コート上での結果は大きく変わるだろうが、テニス自体にそれほど力を入れなくてもいいと考えている。テニスはもう30年も続けているんだからね」

男子テニスツアーは現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断。再開は8月22日開幕のW&Sオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、ATP1000)となっている。

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