男子プロテニス協会のATPは12日に公式サイトで、元世界ランク6位の
G・シモン(フランス)が語った子供との生活などを特集した。
【YouTube】ワッキーが守屋 宏紀から両手バックハンド3つのポイント教わる>>YouTube テニス365チャンネル<<現在35歳のシモンはキャリアで14勝をあげており、今シーズンは2月のオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、 室内ハード、ATP250)でベスト4へ進出した。
シモンは「今はパリで暮らしており、妻と10歳の息子と過ごしている。ここではコロナウイルスの感染でほとんどすべての施設が閉鎖していて、僕らも自粛生活を送ることを決めた。家にはテニスコートがあって、子供たちとテニスをすることができる」と記述した。
「テニスコートで息子に何かを教えると、彼は僕が実際のテニスコーチではないことを気づかせてくれる。だから僕は彼のテニスに深く関わったことはない。でも僕が実際にテニス選手であることを彼が誇りに思ってくれているとわかるときはうれしくなる」
ツアーが7月31日まで中止となり、テニスをする機会が減っている現在についてシモンは「家のテニスコートであまり練習することがない。僕は準備のためにいつからツアーなどが開始されるかなどを明確にしないと落ち着かないタイプなんだ。僕ももう若くない。もう4カ月間ずっとコートで練習し続けたりできないんだ」
また、シモンはテニス選手としての悩みも明かした。
「他の選手たちと同じように、僕は実家で多くの時間を過ごせない。そのため残念なことに今までに多くの『子供たちの初めて』を見逃してしまっている。例えば僕が大会でいないときに赤ん坊だった息子はまだ床を這っていた。でも帰ってきたときにはもう歩いていた。その時僕は『大事な瞬間を逃してしまった』という気持ちになる」
「今10歳の息子が15歳になるとき、僕はすでに40歳になっている。それでも彼と共にできることはたくさんあるだろう。今は35歳でまだ戦える。でももし僕のキャリアの終りまで待っていたら、遅すぎてさらに多くのものを逃してしまうかもしれない」
「ツアー中に1週間の休暇などがあったら子供たちと一緒にいることに集中する。それでもまた大会のために数カ月間離れなければならない。だからここ数カ月はその面に関してはとてもいい。彼らが学校などの大きなことや小さいことまでしっかりと手助けすることができているんだ」
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