男子テニスで世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)は22日に自身のツイッターを更新し、新型コロナウイルスの影響や現状についてメッセージを掲載した。
<YouTube>【伊藤 竜馬】ラケットバッグの中を全て公開してくれました【YouTube】ジョコビッチとの戦いにかけた想い 【添田】が日本選手の苦悩を激白、ラケットバッグ公開テニスは現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響により6月7日までの全ての大会を男女ともに中止している。
ジョコビッチはツイッターで家族が写った自撮り写真とともにメッセージを掲載した。
「皆さんの健康と回復をお祈りします。肉体的、精神的な病を持っていたら神が治してくれるはず。彼が健康とエネルギーと楽しみを与えてくれるだろう。今は誰にとっても耐えなければならない時。皆さんへサポートと祈りを送りたい。自宅待機を続けよう。そして、感染してしまった人や医療を必要としている人を治療するために第一線で戦っている医療関係者の助けになろう。このような危機の中で既に多大な負担を背負っている彼らにより一層の負担を負わせないようにしよう。全ては行いから。僕らは物事があっという間に過ぎて行く現代社会に住んでいる。常にあちこちで動きがある。なかなか立ち止まって自身の生活をしっかり見ることはない。僕らは常に動き回る必要があり、何かを生産しているような考えに中毒になっている」
「僕も活動的で先を見越して行動する性分ではあるが、僕らの真の本質の秩序や理解と一致しながら行っている。世界が健康でなければ僕らも健康ではいられない。今は1人1人が団結する時。自宅で家族と有意義な時間を過ごし、人生の小さなことを楽しんでみよう。心の中の行動に笑い、愛し、時間を費やそう。祈り、瞑想し、健康な食事を取り、音楽を聞き、歌い、踊り、読み、書き、トレーニングをし、よく眠り、良いことを考えるように頭をトレーニングする。今がそんなことをする良い機会」
「家にじっとしていることで、このウィルスが早く終息してくれることを願っているだけではなく、押さえつけられたり、無視されたある種の感情や意識下のプログラムを言葉にする本当の機会を自身へ与える時かも知れない。深く掘り下げ、僕ら個人のそれぞれのレベルを再建する必要がある。感情を高め、母なる大地を1日も早く治癒する手助けをしよう。僕らはみな1つで同じ世界に生きている。自分自身のように人々や自然をケアしよう。皆さんへ神の恵みがありますように。僕らはきっとより強くより一丸となるだろう」
今季、32歳のジョコビッチは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を制覇すると2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)でもタイトルを獲得。今シーズンはこれまで18勝0敗と圧倒的な成績を残している。
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