男子テニスの国別対抗戦ATPカップ(オーストラリア/シドニー、ハード)は12日に決勝が行われ、セルビアがスペインに2勝1敗で勝利して初代優勝国に輝いた。
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N・ジョコビッチ(セルビア)/
V・トロイキ(セルビア)組は第1ゲームでブレークを許すも、第5ゲームから5ゲーム連取の猛攻で第1セットを先取。第2セットは第1ゲームで
P・カレノ=ブスタ(スペイン)/
F・ロペス(スペイン)組からブレークに成功すると、リードを守り勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはジョコビッチのコメントが掲載されており「この経験は人生で最も素晴らしい瞬間の1つだから、ずっと覚えているだろう」と語った。
「15年間で最高のテニス人生を歩めたことは幸運なことだし、誇りに思えた。でもチームのためにプレーをすること、親友たちと国のために長い間戦うことは、とても特別」
「テニスコートでこんな雰囲気を経験したことはなかった。僕らは個人競技。でもシングルスをしていても、コートで1人で戦っている気持ちにはならなかった。いつも自分のコートサイドにはチームがいてくれて、勇気や集中力を与えてくれた。それがこの大会のハイライトだった」
決勝のダブルスでジョコビッチとペアを組んだトロイキは「一緒にプレーしてくれたノヴァーク(ジョコビッチ)にありがとうと言いたい。彼とのプレーはいつも最高の経験。9歳か10歳の頃から一緒にプレーしているのを覚えている。これからの人生で忘れられないだろう」と述べた。
スペインとセルビアの結果は以下の通り。
シングルス第1試合:
R・バウティスタ=アグ(スペイン) 7-5, 6-1
D・ラヨビッチ(セルビア)シングルス第2試合:
R・ナダル(スペイン) 2-6, 6-7 (4-7) N・ジョコビッチ
ダブルス:P・カレノ=ブスタ/ F・ロペス 3-6, 4-6 N・ジョコビッチ/ V・トロイキ
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