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元世界4位が現役引退を発表

女子テニスで世界ランク315位のD・チブルコワ(スロバキア)は12日に自身のインスタグラムで、現役引退を発表した。

2016年のWTAファイナルズ・シンガポール(シンガポール、室内ハード)で優勝し、2017年には世界ランク4位へ上り詰めたチブルコワだったが、近年はアキレス腱の負傷でツアー大会に出場していなかった。

チブルコワは以下を綴った。

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もう数カ月、大会には出ていない。アキレス腱のけがが再発し、人生で最も難しい時間となった。たくさん考えて話し合い、家族や友人、そしてチームのサポートもあり、競技選手として再びコートへ戻らないと決めた。

多くの感情が溢れる瞬間。寂しさや未知の世界への恐怖、今後の人生がどんなものになるのかというワクワク感。素晴らしい両親のおかげで、テニス選手への道に巡り合うことができて、最高にラッキーな子どもの1人だった。

両親の無限のサポートには永遠に感謝していくはず。例えどんな大きな障害が立ちはだかったとしても、前へ進み続けられるように可能な限りのことをしてくれた。

素晴らしい人々がいる『街』にも感謝している。彼らはテニス人生を築くため、目標を達成するため、子どもの頃から夢を叶えるために手助けをしてくれた。

現役引退発表を今日に選んだのは、これまでのテニス人生の全てが詰まった自叙伝が発売される日だったから。

本を書くことは、それだけで旅だった。そのことが多くの感情を生み出し、自分の個人的な生活をオープンにする努力が必要だった。この特別な本を全てのファンと共有できることを誇りに思う。

人生の次のステップへ進むこと、新しいことへ挑戦すること、家族や友人と楽しい時間を費やすこと、そして新しい思い出を作ることを今は楽しみにしている。ファンからの応援を恋しく思うだろうけど、みなさんのことは一生忘れない。なぜなら、テニスはこれからも一生自分の一部だから。今、新しいチャレンジが始まる。
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現在30歳のチブルコワは、これまでツアー8大会で優勝。四大大会では2014年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)準優勝が自己最高の成績。

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