男子プロテニス協会のATPは11日に公式サイトで、世界ランク2位の
R・ナダル(スペイン)のコーチを務める
C・モヤ(スペイン)のコメントを掲載した。
1998年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)覇者で元世界ランク1位のモヤは、2016年の末からナダルのチームに加入している。
モヤは「これからラファ(ナダル)が、どのくらいチャンスを手にするかは誰にも分からない。ラファは常にそんなチャンスを探し求めているし、全力でチャンスをつかもうとしている」と語った。
今年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)決勝で死闘を制し頂点に立ったナダルについては「ラファが成し遂げたことは本当にすごい。グランドスラムのタイトルを何度も取った。彼はフルセットで負けたこともある。でも、その全ての試合で最後まで戦い抜き、難しい状況を打開する優れた能力を持っている。彼はそれを再び証明した」と振り返った。
「(全米オープン決勝は)興奮と感情的な面から見ると、僕がチームに入ってから最大の勝利。今回はコートの速さを考慮すると、最も意味がある」
「エキサイティングな試合だった。どの瞬間もリラックスして座っていられなかった。彼は大会を通して最高のプレーをしていた。簡単な試合にならないだろうと思っていたし、対戦相手がどれほどの力があるかも認識していた。あのような試合になったことには何の驚きもない」
「ラファは困難に直面した時に輝ける選手。ここぞという時、秘めていた全てを解き放つことができる。よりハードに、より正確にボールを打っていた。彼のショットは目標へ向けて放たれ、勝つためのもう1つのギアを見つけ出していた」
「東レ パン パシフィック オープンテニス」
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