テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は7日、男子シングルス準決勝が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)が第3シードの
R・フェデラー(スイス)を6-3, 6-4, 6-2のストレートで下して決勝進出を果たし、3連覇と12度目の優勝に王手をかけた。
>>>ジョコvsティーム 1ポイント速報<<>>ナダル決勝 1ポイント速報<<この日、強風の中でナダルは2009年覇者のフェデラーを2時間25分で振り切った。
試合後の会見では「コンデションは非常に難しかった。状況を受け入れ、常にポジティブでいれるように集中した。それは僕がやろうとしていたこと。試合開始の時、僕らは完璧なレベルではなかったと思う。でも第5・第6ゲーム後にいくつかいいポイントがあって、テニスのレベルが上がった。ローランギャロスの準決勝は、ただの試合ではない」と振り返った。
「ここで風が強かった試合は何度か経験している。今日は風が強すぎた。だから状況をコントロールすること、コート上で何が起こっているのかを把握するのが難しかった。個人的な感覚としては、このようなコンディションで素晴らしい試合ができたと思う」
2014年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)準決勝以来 約5年半ぶりにフェデラーから勝利をあげたナダルは「彼(フェデラー)は僕のキャリア中で、ずっと一緒にいる。おそらくキャリアで最大のライバルだ。だから、対戦する時は試合が少し特別でユニークになる」と語った。
「この先の数年も、このコートでフェデラーと闘えることを祈ってるよ。今日の試合は、とても特別だった。5年前は、このレベルでキャリアにいられることを想像もしていなかった。サポートしてくれてた全ての人に感謝しなければいけない」
四大大会歴代最多20勝を誇るフェデラーについて、ナダルは「フェデラーのようないいヒッティング・パートナーは見つかってないよ。フェデラーのような選手は、この地球上に2人はいないからね。幸運なことに」
「フェデラーが、このような試合に感謝していると信じている。僕らはコートを共にした後、特別な感情を持つ。僕らが年を取っているのは事実。でも同時に、全仏の準決勝まで来ていることも事実だ」
3連覇と12度目の優勝を狙うナダルは決勝で、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第4シードの
D・ティーム(オーストリア)の勝者と対戦する。ジョコビッチとティームの準決勝は同日に行われたが、雨による悪天候により翌日へ順延となった。日本時間8日の19時(現地8日の12時)に再開予定。
「ここで11度優勝している。間違いなく、この先の未来、他の選手が同じことを達成するだろう。全仏を11度優勝するには、少なくとも11度出場しなければいけない。記録は破られるためにある。破った時、僕らのスポーツは促進するんだ。それはいつもいいことだ」
「全仏オープンテニス」
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