テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は7日、男子シングルス準決勝が行われ、第3シードの
R・フェデラー(スイス)は第2シードの
R・ナダル(スペイン)に3-6, 4-6, 2-6のストレートで敗れ、2011年以来8年ぶり6度目の決勝進出とはならなかった。試合後の会見では「彼(ナダル)は信じられないプレーをしていた」と脱帽した。
>>ジョコビッチvsティーム 1ポイント速報<<>>ナダル決勝 1ポイント速報<<この日、両者は強風の中での戦いを強いられた。フェデラーは第1セットを落とすも、第2セットは第1・第2ゲームを連取する好スタートを切った。しかし、直後の第3ゲームでブレークバックされると勢いを失い、2セットダウンの崖っぷちに追い込まれる。
第3セットはゲームカウント1-5と大きくリードを許したフェデラーは主導権を握られて2時間25分で力尽き、ナダルとの通算39度目の対決で敗戦を喫した。
フェデラーがナダルに敗れるのは、2014年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)準決勝以来。
フェデラーは「信じられないくらい風が強かった。本当に難しかった」と振り返った。
第2セットの第3ゲームをブレークバックされたことについては「あれがなければ、あのセットは違っていたかもしれない」と肩を落とした。
「強風の中でラファ(ナダル)の質の高いリターンからサービスキープするのは本当に難しい。彼は、ほとんどミスをしなかった。穴を探すのは本当に難しい」
「この風の中でしっかりボールを打とうとするのは本当に難しい。でも、風が強いのはお互いのこと。彼の方がよかったのは疑いもない。勝つには十分ではなかった」
一方、勝利したナダルは決勝で、第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と第4シードの
D・ティーム(オーストリア)の勝者と対戦する。
ジョコビッチとティームの準決勝は同日に行われたが、雨による悪天候により翌日へ順延となった。日本時間8日の19時(現地8日の12時)に再開予定。
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