テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は18日、女子シングルス3回戦が行われ、前年優勝で第3シードの
C・ウォズニアッキ(デンマーク)は第30シードの
M・シャラポワ(ロシア)に4-6, 6-4, 3-6のフルセットで敗れ、惜しくもベスト16進出とはならなかった。
>>錦織vsソウサ 1ポイント速報<<>>錦織ら全豪OP対戦表<<昨年の全豪オープンで四大大会初優勝を飾ったウォズニアッキだったが、今年は3回戦で力尽きた。試合時間は2時間22分。
試合後の会見では「ベストを尽くした。最後まで戦った。第1セットを取るべきだったと感じている。4-1とリードしていたし、そのセットを取るチャンスがあったけどできなかった。必死に戦って第2セットを奪い返した。ファナルセットは接戦になった。今日はただ十分ではなかった。できることは全てやった。ただちょっと足りなかっただけ。それがスポーツというもの」と振り返った。
記者から「(シャラポワとは)コート外でいろんなことがあった。現在の関係は?今回の対戦の前に話をしたか?」と聞かれたウォズニアッキは「お互いの関係は以前と変わらないと思う。彼女(シャラポワ)はあまり他の選手と話をしない、それが彼女のやり方。それだけ。自分は自分のやり方があるし、自分には友達がいる。私たちはただ試合をしているし、ツアーにいる。私たちは競技者。コートに立ったらベストを尽くして戦おうとしているだけ」と答えた。
今大会では、世界ランク1位で第1シードの
S・ハレプ(ルーマニア)や元女王の
V・ウィリアムズ(アメリカ)らがセンターコートのロッド・レーバー・アリーナに試合を組まれていないことについて問われると「よく分からない」と口にした。
「誰がどこで試合をするのかは知らない。きっとそれには理由があるはず。明らかに彼女たちは素晴らしい選手。この会場には豪華で、大きなスタジアム・コートが3つある。それらはどれも全く同じではないけど、大きくていいコート。スケジューリングについてはあまり詳しくない。来週のスケジューリングはきっと見ないだろう。もうそこに自分はいないから」
また、前日に行われた第18シードの
G・ムグルサ(スペイン)と世界ランク38位の
J・コンタ(イギリス)の2回戦は深夜0時に試合がスタートし、終了した時は深夜3時を回っていた。
ウォズニアッキは「時には試合が遅くなることがある。長い試合は、テニスというスポーツにおいて美しさでもある。長い3セットだったり、男子では長い5セットだったりする。それは歴史であり魅力でもある」と自身の見解を示した。
「時には自分の試合がそんな試合の後に組まれる不運がある。でも、対戦相手にとっても同じ条件だと思う。当然、午前3時の試合より午後7時の試合の方がいい。でも自分ではコントロールできないし、ただコートへ行ってプレーするだけ。その時が来たらプレーする。ただそれだけ」
一方、勝利したシャラポワは、第15シードの
A・バーティ(オーストラリア)と対戦する。地元期待のバーティは3回戦で世界ランク43位の
M・サッカリ(ギリシャ)をストレートで下しての勝ち上がり。
「全豪オープンテニス」
2019シーズン最初のグランドスラムとなる全豪オープンテニス。全米女王に輝いた
大坂なおみ、そして
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【放送予定】
2019年1月14日(月・祝)~27日(日)連日生中継[第1日無料放送]
■詳細・放送スケジュールはこちら>【全豪オープン公式タオル発売】
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