tennis365.netは24日、タレント・俳優活動の傍らテニス普及活動やジュニア選手の育成を行っているメイ・イズモト(松竹芸能所属)と、2015年の全日本テニス選手権大会(東京/有明コロシアム、ハード)男子ダブルスで準優勝を飾った
小ノ澤新プロによる「ジュニアクリニック supported by ミズノ」をミズノスポーツプラザ舞洲(大阪府大阪市此花区)で開催した。
独自のジュニア育成理論をもち、現在ボランティアでジュニア育成を行うメイとゲスト講師が「もっと試合に勝ちたい」と、テニスに真剣なジュニアに向けた試合で勝つために必要なことや、今より上のレベルで戦うために求められることをクリニックを通じて実践しながら伝える本企画。
3回目の開催となった今回は、2003年の全国中学生テニス選手権大会シングルスで優勝。2015年の全日本テニス選手権大会(東京/有明コロシアム、ハード)男子ダブルスでは準優勝、2016年はシングルスでベスト4進出を果たした小ノ澤が講師として参加した。
メイ・イズモトと小ノ澤新(左から)午前に2部制で行われたオープン参加型のクリニックでは、まず最初に手出しでフォア、バックとストロークを中心に行い、プロによる足の使い方、打点、ネットをしない工夫等を詳しく解説。その後、メイと小ノ澤と参加者全員とでラリーをし、参加者は現役トッププロのボールを体感した。
最後は、小ノ澤から「大切なことは練習から常に意識すること。足の使い方、打点、ネットを越すなど日頃の練習を何も考えずただ単にこなしているのではなく、注意すべき点を常に意識しながら練習に励んでください」と参加者にエールを送った。
続けて午後に行われた、「メイ・イズモトxtennis365.net ジュニア育成共同プロジェクト」の月例練習会にも小ノ澤はゲスト講師として参加し、ラリー中心の練習メニューを実施。
練習会で名物となったメイとプロによる2対1のボレーストロークを行い、諦めず泥臭くアウトのボールでも「追っかけていこう!」「ラケットを出そう!」とメイから熱い檄(げき)が飛び交う中、選手は必死でボールを追いかける。
練習会の最後にはチームに分かれてゲーム形式練習を行い、負けたチームは罰ゲームとしてプロからバービージャンプ50回を命じられて盛り上がる場面もあり、厳しくも楽しい練習会となった。
小ノ澤は今回のジュニアクリニックと選抜メンバー練習会の総括として、「普段の練習で、ただ単調にボールを打つのではなく、試合を意識して相手選手をコートから下がらせる高さを使った深いボールや、相手を外に追い出す角度のあるボールを混ぜることを意識させたいと思いました」
さらに、「単純な足の入り方や、身体を開かない、打点を前でとらえるなどの、誰にでも必要な基本的なアドバイスを意識しました。今回はとにかく、普段の練習から、自分に必要なことや、必要なショットを意識しながら練習することを、(ジュニアが)心掛けるようにしました。テーマは意識すること!」と語った。
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