女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、プレミア・マンダトリー)は18日、シングルス決勝が行われ、世界ランク44位の
大坂なおみが第20シードのD・カサキナを6-3, 6-2のストレートで下してツアー初のタイトルを獲得し、四大大会に次ぐグレードの「WTAプレミア・マンダトリー」で日本勢女子初優勝の快挙を成し遂げた。
>>大坂vsセリーナ 1ポイント速報<<>>大坂らマイアミOP対戦表<<決勝戦、大坂は第1セットを先取すると、第2セットは失速するカサキナから主導権を握り2度のブレークに成功。1時間10分で20歳の新世代対決を制した。
女子プロテニス協会のWTAのツイッターには、初優勝を飾った大坂の表彰式のコメント動画が掲載されており「こんにちは、新人です。やっぱり気にしないで」と笑顔で冗談を言った。続けて「トーナメントディレクター、WTA、スタッフ、理学療法士の方々に感謝したいです」とコメント。
「カサキナは本当にいい子。私たちは、これから多くの決勝などで顔を合わせていきたいと思います。私のチームにも、私に付き合ってくれてありがとうと言いたい。サポートをしてくれて。(コーチの)サーシャにも本当に感謝します。ここにはいない私の父にも。フロリダで観ている母と姉にも。何を言い忘れたっけ。スポンサーにも感謝したいです。アディダス、日清、WOWOW。ヨネックス!あとなんだっけ。ボールキッズは超最高!史上最悪のスピーチになると思う!皆さん、観戦に来てくれてありがとう!」
大坂のタイトル獲得は日本勢女子で11人目、BNPパリバ・オープンでノーシードからの優勝は史上3人目。昨年末からサーシャ・バジンをコーチにつけた大坂は飛躍。今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で四大大会初のベスト16進出を果たしていた。
今大会は1回戦で元世界ランク1位の
M・シャラポワ(ロシア)、2回戦で第31シードの
A・ラドワンスカ(ポーランド)、3回戦で世界ランク100位の
S・ヴィケリー(アメリカ)、4回戦で同58位の
M・サッカリ(ギリシャ)、準々決勝で第5シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)、準決勝で第1シードの
S・ハレプ(ルーマニア)を下し、カサキナとの決勝へ進出していた。
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