男子テニスのツアー大会であるAEGONノッティンガム・オープン男子(イギリス/ノッティンガム、芝)は23日、男子シングルス2回戦が行われ、先日のゲリー・ウェバー・オープン1回戦で
錦織圭(日本)と対戦した第7シードの
D・ティエム(オーストリア)は、ストレートで勝利し3回戦に進出。一方、同じくゲリー・ウェバー・オープン準決勝で錦織と対戦した第15シードの
A・セッピ(イタリア)は、ストレートで敗れて初戦で姿を消すこととなった。
【会場でしか買えない 全英タオル】今大会、シード勢は1回戦免除のため、2回戦が初戦となった。
世界ランク30位のティエムは、2回戦で
M・ジャジーリ(チュニジア)と対戦。
試合を通して、ティエムは12本のサービスエースを決め、ジャジーリに1度もブレークを許さず、自身は4度のブレークに成功。6-3, 6-1のストレートで勝利して3回戦進出を決めた。
今季ティエムは、5月に行われたニース・コート・ダジュール・オープンで
J・イズナー(アメリカ)らシード勢を下し、決勝では
L・マイェール(アルゼンチン)に6-7 (8-10), 7-5, 7-6 (7-2)の大接戦を制してツアー初優勝を飾った。
先日のゲリー・ウェバー・オープンでは、1回戦で錦織にストレートで敗れている。
一方、セッピは、同日の2回戦で
ルー・イェンスン(台湾)と対戦。
この試合、セッピはファーストサービスが入った31本中24本をポイントに繋げるも、3度のブレークチャンスを活かすことが出来ず、イェンスンに2度のブレークを許してしまう。ペースを掴めなかったセッピは、4-6, 3-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。
セッピはティエムと同じく、ゲリー・ウェバー・オープンで錦織と対戦。しかし、錦織の途中棄権により、思わぬ形で決勝に進出。決勝では
R・フェデラー(スイス)と対戦し、ストレートで敗れるも健闘した。
先日の大会で錦織と対戦している両者であったが、ティエムは3回戦進出、セッピは初戦敗退と明暗が分かれることとなった。
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