HOME → ニュースTOP → 今日のニュース(一覧) → 今日のニュース(詳細) |
|
テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は27日、男子シングルス1回戦が行われ、過去5回の優勝を誇る第7シードのR・フェデラー(スイス)がG・ゼミヤ(スロベニア)を6-3, 6-2, 7-5のストレートで下し、順当に2回戦へ駒を進めた。
大会初日であった月曜日のナイトマッチに予定されていたこの試合だったが、悪天候のため試合開始が出来ず、この日へと順延となっていた。
1時間33分の快勝でゼミヤを退けたフェデラーは「積極的なプレーをしようと決めていた。そうする事で、長いラリーがなくなるからね。」と、試合へ向けて気持ちを明確にして臨んでいた事を明かした。
「サーブの競争かのような試合になっていたから、あまりリズムと言うものを感じられない試合内容だった。それでも全体的には満足が出来るプレーだった。まだ1回戦なんだ。ちょっと風もあったしね。当初は夜に試合をするはずだった。それが結局昼間になった。いずれにせよ、こうして次のラウンドへ進めた事は嬉しく思っている。」とスケジュールの変更にも影響されなかったフェデラーは勝利を喜んでいた。
フェデラーは2回戦で、S・ヒラルド(コロンビア)を6-3, 3-6, 6-7 (8-10), 6-4, 6-2の接戦で下したC・ベルロク(アルゼンチン)と対戦する。
フェデラーは次の対戦相手であるベルロクと、マスターズのローマ大会とマドリッド大会期間中に一緒に練習をしていたため、プレーはよく知っていると話した。
「彼(ベルロク)はとても強いショットを打ってくるし、フォアハンドとバックハンドともに良いものを持っている。そして常にベースラインでプレーする選手。彼は遅いハードコートではかなり上達を見せていた。でもこのコートはそれよりはちょっと速い。もしナイトマッチに試合が組まれたら、もしかしたらちょっと彼に有利かもしれない。」とベルロクについてコメントしていた。
《全米オープン 対戦表》
■関連記事■
《完全復活狙うフェデラー、初戦は1時間33分<全米オープン>》
《ナダルがフェデラーとの最大ライバル対決制す<W&Sマスターズ>》
《フェデラー、ラケット問題に結論「試していただけ」<W&Sマスターズ>》
《大番狂わせ、ナダルに続きフェデラーも<ウィンブルドン>》
《錦織が世界179位に敗れる波乱、2年ぶりの初戦敗退<全米オープン>》
■関連動画■
《存在感抜群の大器「デル=ポトロ」が復活!ATP男子ツアーマガジン Vol.183》
《錦織も出場するハードコートシーズン開幕!ATP男子ツアーマガジン Vol.182》
《フェデラーが黒塗りラケットで再始動!ATP男子ツアーマガジン Vol.181》
© 2011 Fubic Corporation. All Rights Reserved.