男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は14日にシングルス4回戦が行われ、第7シードの
H・フルカチュ(ポーランド)が第17シードの
S・バエス(アルゼンチン)を5-7, 7-6 (7-4), 6-4の逆転で下し、大会初のベスト8進出を果たした。また、これによりフルカチュは現在行われている「ATPマスターズ1000」9大会全てで8強入りした現役11人目の選手となった。
>>【動画】スーパー股抜きショット!フルカチュのショットに会場大興奮!<<>>ズベレフ、チチパスらBNLイタリア国際組合せ<<27歳で世界ランク9位のフルカチュはシングルスで2度の「ATPマスターズ1000」制覇を含むツアー8勝を挙げている。
今大会は初戦の2回戦で元世界ランク1位の
R・ナダル(スペイン)に勝利すると、3回戦で第25シードの
T・M・エチェベリー(アルゼンチン)を下し4回戦に進んだ。
迎えた4回戦、フルカチュは2度のブレークを許し第1セットを落とす。第2セットでも先にブレークを奪われる苦しい展開となったものの、第6ゲームでブレークバックに成功すると、タイブレークを制して1セットオールに追いつく。
ファイナルセット、フルカチュはファーストサービス時に92パーセントの確率でポイントを獲得しバエスにブレークポイントを与えずキープを続け、リターンゲームでは第5ゲームでブレークを果たし、2時間39分の熱戦を制した。
フルカチュはこれで現在行われている「ATPマスターズ1000」9大会全てで8強入りした現役11人目の選手となった。
フルカチュは準々決勝で第14シードの
T・ポール(アメリカ)と対戦する。ポールは4回戦で第2シードの
D・メドベージェフを下しての勝ち上がり。
【ATPマスターズ1000全9大会で8強入りした現役選手】
N・ジョコビッチ(セルビア)R・ナダル
A・マレー(イギリス)G・モンフィス(フランス)M・チリッチ(クロアチア)D・ティーム(オーストリア)S・チチパス(ギリシャ)A・ズベレフ(ドイツ)G・ディミトロフ(ブルガリア)D・メドベージェフ
H・フルカチュ
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