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女子テニスツアーのソニー・オープン女子(アメリカ/マイアミ、ハード)は、シングルス準々決勝が行われ、元世界ランク1位で第22シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)が第15シードのR・ビンチ(イタリア)を6-4, 6-7 (6-8), 6-3のフルセットで下し、4強入りを決めた。
接戦となった第2セットを落としたヤンコビッチは、第3セットの第1ゲームでブレークを許し、ゲームカウント0-2とリードされてしまう。しかし、そこから再び集中を増したヤンコビッチが、その後7ゲーム中6ゲームを奪うと、2時間30分で準優勝を飾った2008年以来となるベスト4入りを果たした。
ヤンコビッチは「今日はアップダウンの激しいプレーだったけど、こうして何とか勝利を飾れてとても嬉しい。第1セットの出だしで0-2とリードされてしまったけど、逆転してそのセットを先取する事が出来た。第2セットでは、序盤で0-3とリードを許してしまったの。第1セットのように挽回する事が出来たのに、タイブレークで彼女(ビンチ)が上手いネットプレーをしてきた。第3セットも0-2と同じ展開になったけど、その後は試合の主導権を握れて、勝てた事に感謝しているわ。」と、劣勢からの勝利に喜んでいた。
また、ヤンコビッチは「彼女のテニスはとてもやりづらいもの。ボールにしっかり入るのが難しいの。全く簡単な試合ではなかったけど、こうして勝てて本当に嬉しい。」と、コメント。
加えて「ここ数日は、本当に良いプレーが出来ているの。インディアンウェルズ前のボゴタ大会では3年ぶりの優勝を飾れて、自信を持ってアメリカへ渡って来たの。厳しい試合も勝ち抜いているし、体調もとても良い。何より、楽しんでプレーが出来ているわ。」と、好調さを語った。
ヤンコビッチは準決勝で、第3シードのM・シャラポワ(ロシア)と対戦する。
次のシャラポワ戦について、ヤンコビッチは「何も失うものはないわ。彼女(シャラポワ)は世界2位の選手だし、本当に良いプレーを続けている。だから、コートへ行ったら楽しんでプレーをするまで。良い試合が出来たらと思っている。どんな試合だって、新たな試合なの。」と、意欲をみせた。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○M・シャラポワ(3) vs. ●S・エラーニ(イタリア)(8), 7-5, 7-5
●R・ビンチ(15) vs. ○J・ヤンコビッチ(22), 4-6, 7-6 (8-6), 3-6
今大会の優勝賞金は72万4000ドル。
《ソニー・オープン男女シングルス対戦表》
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