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世界1位が2013年シーズン初戦「準備は出来てた」◇ブリスベン国際女子

女子テニスツアーのブリスベン国際女子(オーストラリア/ブリスベン、賞金総額100万ドル、ハード)は大会4日目の2日にシングルス2回戦残り4試合が行われ、第1シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)S・リシキ(ドイツ)を6-3, 6-3の快勝で退け、シーズン初戦を白星で飾り、順当にベスト8進出を果たした。

今大会上位2シード選手が1回戦を免除されているため、この日の2回戦が2013年シーズンの初戦だった世界ランク1位のアザレンカは、第1セットで1度ブレークをリシキに許したものの、3度のブレークを奪いセットを先取。

第2セットも2度のブレークをリシキに奪われたが、サービスの調子が上がらないリシキのセカンドサーブを攻め立て3度のブレークを奪い、1時間27分の快勝で勝利。2013年のシーズンも好調さをアピールした。

「彼女(リシキ)がどんなプレーをして来るかは分かっていたから、その準備は出来てた。自分のテニスをする事だけに集中していたの。彼女も自分のテニスをして来るはずだけど、ミスも出ると思ったから、チャンスを待ってそれをしっかり生かすようにしたの。」と、アザレンカはこの日の戦術を語っていた。

そして、リシキのサービスはセリーナのサーブに次ぐ厳しいものかと問われると「恐らくそうね。速さだけじゃなくて、スピンの多さや重さもあるわ。速さは無くても時にはかなりリターンが難しいサーブもある。彼女は本当にパワーがあるの。」と、その難しさもコメントしていた。

アザレンカは準決勝進出をかけて、予選を勝ち上がったK・ペルバク(ロシア)と準々決勝で顔を合わせる。

また第4シードのA・ケルバー(ドイツ)も予選を勝ち上がったM・プイグを3-6, 6-4, 7-6 (9-7)の逆転で辛くも退け8強入りに成功した。

世界ランク5位のケルバーは第1セットで同124位のプイグに2度のブレークを奪ったものの、5回あった自身のサービスゲームを4度もブレークされるなど、第1セットを奪われてしまう。

しかし、ケルバーは第2セットに入り本領発揮。2度ブレークされるも3度のブレークを奪い返し、セットオールへと追い付いた。

勝敗を決める第3セットでは、再びランキングの差を感じさせないプレーを展開したプイグがケルバーにゲームカウント4-1とリード。しかし、ケルバーもブレークバックに成功、タイブレークへともつれた。そのタイブレークもケルバーは1-4とプイグにリードを許しながら、徐々に逆転に成功し接戦の末、辛うじて勝利を手にした。

「彼女(プイグ)の事はこれまで知らなかった。彼女は近い将来きっと世界の舞台で活躍するでしょう。ボールも深く重いし、フットワークも素晴らしい。すぐにトップ50に入れる選手だと思う。出だしから自分のリズムを掴むのに必死だった。第3セットもあっという間に1-4とリードされてしまった。それでも諦めず最後の1ポイントまで戦い続けたの。こんな接戦を勝ち上がれた事は自信に繋がる。」

ケルバーは対戦相手のプイグを称賛しつつも、勝利に安堵と自信を表していた。準々決勝でケルバーはA・パブリュチェンコワ(ロシア)と対戦する。

残りの試合では、アメリカ期待の若手であるS・スティーブンス(アメリカ)S・アービッドソン(スウェーデン)を6-3, 6-4で、ラッキールーザーのL・ツレンコ(ウクライナ)が主催者推薦のJ・ガイドソバ(オーストラリア)を1-6, 6-1, 6-4の逆転で下し、ベスト8へ名を連ねた。

19歳のスティーブスは昨年の全米オープン3回戦でA・イバノビッチ(セルビア)にフルセットで敗れてから、昨シーズンを終了させていた。

「全米オープン後は長い休養を取っていた。体の調子を整えるために。イバノビッチとの試合の直前から、調子が悪かったけど軽く見ていた。筋肉が炎症を起こしていたようで、その後7週間くらいでやっと完治したの。これまでの2試合はとても好調なので、これを維持して行きたい。」と語るスティーブンス。

準々決勝では大先輩であるS・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦する彼女。「彼女(セリーナ)の事は大好き。自分に多大な影響を与えた選手でもある。そんな彼女との対戦をとても楽しみにしている。」と、次の試合へ気持ちを高めていた。

一方、ツレンコは当初第2シードで出場予定だったM・シャラポワ(ロシア)が鎖骨炎症のために急遽欠場を表明してラッキールーザーで本戦入りし、この日はガイドソバを大逆転で下しその幸運を生かした。準々決勝でツレンコはD・ハンチュコバ(スロバキア)と対戦する。

この日行なわれた試合結果は以下の通り。

○V・アザレンカ (1) vs. ●S・リシキ, 6-3, 6-3
○A・ケルバー (4) vs. ●M・プイグ, 3-6, 6-4, 7-6
○S・スティーブンス vs. ●S・アービッドソン, 6-3, 6-4
●J・ガイドソバ vs. ○L・ツレンコ, 6-1, 1-6, 4-6

今大会の優勝賞金は16万2987ドル。

(翻訳/弓削忠則)

(2013年1月3日10時05分)

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