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男子テニスツアーのベット・アット・ホーム・カップ(オーストリア/キッツビューヘル、賞金総額35万8425ユーロ、クレー)は金曜日に準決勝を行い、第1シードのP・コールシュライバー(ドイツ)がF・ボランドリ(イタリア)を6-7(6-8), 6-2, 6-2の逆転で下し、見事、決勝に駒を進めた。
ATPツアーですでに5勝しているコールシュライバーだが、準決勝の第1セットでは5-3のリードからサービスをブレークされてしまうと、結局、このセットはタイブレークに入る。
タイブレークでは6-6からボランドリが2ポイントを連続で奪い、そのまま第1セットを7-6で先取した。
しかし第2セットに入るとコールシュライバーは息を吹き返し、ボランドリのサービスを2度ブレークすると、同セットを6-2で奪い返す。
天王山のファイナルセットでは、第2セットの勢いを持続したコールシュライバーが再び2度のブレークに成功、リードを生かしてそのまま決勝進出を決めた。優勝した場合、コールシュライバーは初のトップ20入りを果たすとみられている。
試合後、コールシュライバーは「決勝に進めてうれしく思っています。今年中にはトップ20に入るチャンスがあると考えていました。今大会でそれを達成できれば最高です。明日は優勝をねらいます」と意気込んでいた。
ボランドリはトップ30の選手に25連敗しており、準決勝では連敗ストップをねらったが、残念ながら26連敗目をマークしてしまった。
勝ったコールシュライバーは決勝で第3シードのR・ハース(オランダ)と対戦する。ハースは第5シードのM・クリザン(スロバキア)を6-3, 6-3のストレートで倒しての勝ち上がり。
ハースは27本あったファーストサーブのポイントのうち26本をうばい、クリザンを追い詰めた。一方のクリザンはツアー初の準決勝進出だったが、決勝進出は次回以降へ持ち越しとなった。
コールシュライバーとハースの対戦はこれまでなく、決勝が初顔合わせとなる。今シーズンのコールシュライバーは5月のミュンヘンの大会で優勝しており、決勝戦では今季2勝目を目指す。一方、ハースはまだツアーで優勝がなく、土曜日には初優勝を虎視眈々と狙う。
今大会の優勝賞金は6万4700ユーロ。
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