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女子テニスツアーのパタヤ女子オープン(タイ/パタヤ、賞金総額22万ドル、ハード)は10日、シングルス準々決勝4試合が行われ、第1セットのV・ズヴォナレーワ(ロシア)が第7シードのS・シルステア(ルーマニア)に6-2, 4-6, 2-2となった場面で棄権、残念な形で大会を去ることとなった。
世界ランク54位のシルステアに対し、3度のブレークで第1セットを先取したズヴォナレーワであったが、第2セットは我慢強いプレーに終始したシルステアを切り崩せずにセットオールとされてしまっていた。
第3セットでは序盤でお互いにブレークに成功するなど接戦の様相だったが、左臀部の痛みに耐えきれなくなったズヴォナレーワが主審に棄権を申し入れ、意外な形でのゲームセットとなった。
「第1セットは気負いすぎていました。それから、もっと我慢強くプレーするようにし、彼女にもっとプレーさせるようにしました。第2セットではサーブやリターンが良くなってきました。」とシルステア。「彼女が怪我をしていたことは気が付きませんでしたから、リタイアした時は驚きました。早く回復することを祈ります。」
一方のズヴォナレーワは「第1セットが始まったころから痛みがありました。試合が進むにつれ、状況が悪化していったのです。ベストを尽くしましたが、この足ではタフすぎましたし、試合に集中することが難しかったです。やれることは全てやりましたが、続けることが出来ませんでした。」と怪我についてコメントしている。
およそ2年ぶりとなるツアー大会でのベスト4進出となったシルステアは、準決勝で第4シードのM・キリレンコ(ロシア)と対戦する。今大会の1回戦と2回戦ではともに第1セットを落とすなど、敗戦ぎりぎりから逆転勝利を決めていたキリレンコは、地元勢のT・タナスガーン(タイ)を7-6 (7-2), 6-1のストレートで下し、ベスト4進出を果たしている。
もう一方の準決勝では、ディフェンディング・チャンピオンで第3シードのD・ハンチュコバ(スロバキア)と、2回戦でクルム伊達公子(日本)を破った謝淑薇(台湾)が対戦する。
この日の試合でハンチュコバは第8シードのV・キング(アメリカ)を7-6 (9-7), 6-4で、謝淑薇はS・ミルザ(インド)を7-5, 6-3で下している。
今大会の優勝賞金は3万7000ドル。
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